着物の枠にとらわれない着こなしを提案し、アンティーク着物ブームを起こした『KIMONO姫』(祥伝社)。
前回は田辺真由美(たなべ・まゆみ)編集長に着物初心者からの疑問に答えていただきました。
4回目の今回は、着物に出会いたいウートピ世代にオススメのショップを『KIMONO姫』掲載分からご紹介していきます。
個性派にオススメ「和風館ICHI」
個性的でかわいい着物が揃う京都発のお店。ポップで明るい柄の浴衣や小物も豊富で、他の人とはかぶりたくない人にオススメ。京都のほか、渋谷に東京店、ネットショップもあります。
【店舗情報】
電話番号:03-3409-8001
公式ページ
大人モダンなら「豆千代モダン」
「KIMONO姫」でも何度も紹介されている有名店。豆千代がデザインするモダン着物を中心に取り扱い。大人が洋服感覚で着られるポップな着物が豊富で、アパレルブランドとのコラボも展開。
【店舗情報】
電話番号:03-6380-5765
公式ページ
本格的な訪問着も。「灯屋」
銀座に販売ギャラリー、代々木にレンタルと振り袖販売の灯屋2があります。レンタルでは通常の訪問着に加えてアンティークのものも多く揃います。もちろん着付けもしてくれます。
【店舗情報】
電話番号:03-3465-5578
公式ページ
5000円から楽しめる「KIRUKIRU」
松山・道後温泉にあるアンティーク着物のお店。日常に着物をというコンセプトで5000円で楽しめるレンタル着物が人気。ネットでもお手頃価格のアンティーク着物を購入できます。
【店舗情報】
電話番号:089-945-2652
公式ページ
モードでカジュアルに「それいゆ」
ありきたりではないモードなレンタル着物を探せます。訪問着より気軽でカジュアルなパーティ小紋なども取り揃え、webサイトから遠方でも送りでレンタルすることができます。
【店舗情報】
電話番号: 052-212-8200
ご予約フリーダイヤル:0120-331-644
公式ページ
そして、田辺編集長曰く、店舗に出かける以外にもこんな購入方法があるのだとか。
「私がはまりたての頃は、平和島の骨董市によく行って着物をチェックしていました。門前仲町の深川東京モダン館などでもいくつかのお店が合同の着物市をたまにやっていて、いろんな店主が個性溢れるアンティーク着物を並べているから、羽織り放題だしぜひチェックして行ってみてほしいです。
vol.13で特集した銘仙は北関東で主に作られていて、物は東京で消費されたので東京に残っているほうが多いと思うのですが、銘仙バブルで土地が潤ったおかげですごくかわいい洋館があったりするんですね。着物を着て、そんな着物の産地に遊びにいくのも楽しいかもしれません」(田辺真由美さん)
着物に触れたら、いつもと違う世界が開けてきそうです。今年の春こそは着物にチャレンジしてみては?
『KIMONO姫』(祥伝社)
最新号「メイドインジャパン」特集は発売中。
協力:松庵文庫
(有馬美穂)