子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。
第107回目のテーマは、「ご当地文具・東北編」です! 東北の景色や文化などをモチーフにした個性的な文房具の数々をご紹介します。
ノートに折り鶴を再利用!
「こくばん七夕ノート」は、仙台の七夕祭りで飾られた折り鶴を再生利用した黒板型学習ノートです。たくさんの子どもたちが一生懸命折った鶴に込められた思いを再生しました。
学校の教室の黒板にならった仕様になっており、先生が黒板に書いた内容を思い出すことで、授業の記憶が定着するという効果も。24ミリマスの低学年用と、10ミリマスの中高学年用の2種類を用意しています。
商品名:「こくばん七夕ノート」(孔栄社)
価格:220円(税込)
このゆるさがたまらない!
「むすび丸 ダイカットメモ」は、おむすび顔に伊達政宗の兜(かぶと)飾りが特徴の仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」をモチーフにしたダイカットメモ。思わず笑みがこぼれそうなゆるさが魅力的で、梅干しのイラストもキュートです。
商品名:「むすび丸 ダイカットメモ」(オフィスベンダー・文具の杜)
価格:380円(税込)
春の訪れの喜びを表現
「LETTERS FROM FUKUSHIMA NO.2 ゆきのしたで」は、「ペンとノートのある暮らし」がコンセプトの福島県の文房具店「Pentonote」のオリジナルインク。冬から春へ移る喜びをうっすらとしたピンクで表現しています。
インクの容量は20ミリリットル。同店では、ほかにも「そらゆの色。」「しのぶの翠色。」など、福島にちなんだ色のインクをラインアップしています。
商品名:「LETTERS FROM FUKUSHIMA NO.2 ゆきのしたで」(Pentonote)
価格:1,760円(税込)
山形弁が身につく!

山形県にある「おかげさま文房具店」
「山形弁定規〜おかげさま文房具店オリジナルバージョン〜」は、山形県の文房具店「おかげさま文房具店」オリジナルバージョンの山形弁定規。おかげさま文房具店がセレクトした6つの山形弁と、イラストレーターのmizutamaさんがデザインしたオリジナルキャラクター・ジェントルパンダがデザインされているのが特徴です。
米ヒバを使った15センチの木製定規で、軽くて使いやすく、温かみがあるのも魅力です。使てみでけろ!
商品名:「山形弁定規〜おかげさま文房具店オリジナルバージョン〜」(おかげさま文房具店)
価格:770円(税込)
銀山温泉の雪景色を表現!

銀山温泉の雪景色=八文字屋提供
八文字屋は山形県に8店舗、宮城県に2店舗を展開する複合型書店。八文字屋オリジナルインク「銀山スノーグレー」は、山形県にあるノスタルジックな温泉街「銀山温泉」の夜の雪景色を表現した淡いブルーグレーのインクです。
商品名:「銀山スノーグレー」(八文字屋)
価格:2.200円(税込)
まきの一言メモ
ご当地文具第2弾は東北編をご紹介しました。東北地方のご当地文具の特徴は、ブルーや雪をイメージした色が多く、思わず情景が目に浮かびます。東北ならではの文房具店もあるので訪れた際にはのぞいてみてはいかがでしょうか? お土産にもぴったりです。