子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。
第93回目のテーマは、「名刺整理アイテム」です。名刺は放っておくとすぐに散らかってしまうもの。ジャンル別に分けたり、ノートに貼ったりできるさまざまな整理アイテムをご紹介します。
ホルダーごとに順番を変えられる名刺ボックス
「名刺分庫」はホルダーごとに名刺を整理・収納できるアイテムです。一見、普通の名刺ボックスですが、内部に小分けホルダーが12個セットされており、1ホルダーに50枚、合計600枚の名刺を収納できます。ホルダーごと取り出せるので机の上でスムーズに検索でき、順番も簡単に変えられます。
ケースはコンパクトなサイズで、デスクの深さ70mm以上の引き出しなら収めることができるのもうれしいポイント。検索しやすいカタカナ分類のインデックスシールも付いています。カラフルなビビットカラー、パステル調のアーバンカラー、シックなウォームグレーの三種類です。
商品名:「名刺分庫」(ナカバヤシ)
価格:1,150円(税別)
オシャレでコンパクトなのに大容量!
こちらの「STOCK 名刺ファイル」は、自立する名刺入れファイル。オシャレなデザインで、思わずデスクに飾りたくなります。コンパクトでありながら1段は120ポケット、2段は240ポケット、3段は360ポケットと容量に合わせて選べます。名刺だけではなくショップカードを入れてもいいかも。背見出しもデザインのアクセントになっています。
色はブラック、イエロー、グレー、ホワイトの4種類。
商品名:「STOCK 名刺ファイル」(LACONIC)
価格:1段 1,430円、2段 1,650円、3段 1,980円(税込)
大きなルーズリーフにも持ち込める収納ケース
「カードポケットミニサイズ」は、ルーズリーフに挟める、名刺やカード類の収納ケース。名刺やカード類を1シートあたり4枚収納することが可能で、順番を変えて仕分けすることもできるアイテムです。大きなルーズリーフに書類などと一緒に持ち込めるのもとても便利。ショップカード入れとして使うのもおすすめです。
商品名:「カードポケットミニサイズ」(マルマン)
価格:330円(税込)
ノートに貼って使える名刺ポケット
コクヨの「名刺ポケット」は、貼って使える透明なポケット。裏面全体に糊(のり)がついており、ファイルやノートに貼れば簡単に名刺を収容することができるアイテムです。例えば仕事やプロジェクトに関係する人の名刺を貼るなど、さまざまな使い方ができるのがうれしいポイントです。
商品名:「名刺ポケット」(コクヨ)
価格:340円(税別)
ジャンルごとにすっきり収納!
名刺をざっくりとジャンルで整理できるケースが「WORKERS’BOX MINI」。書類や領収書、名刺などをプロジェクトごとにまとめて放りこむだけで整理できるケース「WORKERS’BOX」のミニ版で、「会社」「業種」「展示会」などジャンル、イベントごとにまとめておけるのが便利です。
手のひらに収まるコンパクトなサイズが特徴で、名刺は35枚ほどが収納可能。3冊入りと12冊入りをラインアップしています。
商品名:「WORKERS’BOX MINI」(ハイモジモジ)
価格:3冊814円、12冊2,999円(共に税込)
まきの一言メモ
名刺をデジタルで整理するのも便利ですが、だからと言って紙でいただいた名刺を処分するのは抵抗があるという人も多いのでは? わたしも名刺の収納についてはいろいろやってみたのですが、オーソドックスな分け方が一番便利と気づきました。今回ご紹介したアイテムは、名刺に限らずショップカードや保険証、普段はなかなか使わないカード類の収納にも使えるのでぜひ参考にしてみてください。