女子と性欲座談会Ⅱ 最終回

ファンタジーには自分と正反対の設定を求めがち【女と性欲】

ファンタジーには自分と正反対の設定を求めがち【女と性欲】

女性向けのアダルトグッズやサービスが増え、セックスもオナニーも女性が肯定的に自分の性を楽しめるようになりつつある昨今ですが、AVっていったいどれくらいの人が観ているものなのでしょうか?

「やっぱり女性向けにつくられたAVが一番いいの?」「実際のセックスに役立ったりするの?」観ない人にはまったくわからない世界ですよね。

でも、あらゆるプロが集まってつくりあげた作品であることは確か。昔からよくAVを観ているという女性3人(偶然同い年の27歳・独身)に集まってもらい、何がきっかけで観はじめたのか、どうやって作品を選ぶのかなどを語り合ってもらいました。

ウートピが働く女性の性欲について切り込むこの企画、3回にわたってお送りします。最終回は”推し”ポイントについて語り合っていただきました。

<座談会参加者>
小森さん(仮名):メーカー勤務。パートナーあり。「イクこと重視」のためサンプル動画を中心に視聴。
太田さん(仮名):アパレル勤務。パートナーなし。「シルクラボ」などの動画を癒し目的でじっくり視聴するのが好き。
柴崎さん(仮名):フリーランス。パートナーあり。日常とはかけ離れた作品が好き。動画を購入して楽しむ派。

ラクして気持ちよくなりたい

——第1回で柴崎さんが「レイプものは好きだけど、実際にレイプされたいわけじゃない」とおっしゃってましたが、レイプ作品のどんなところによさを感じるんですか?

柴崎:語弊があるとは思うのですが……レイプものって、作り物の世界の中でという視点で見れば自分から何かする必要なく、ただただ気持ち良くしてもらうみたいな動画じゃないですか。ひどいこと、痛いことをされたいわけじゃなくて、ラクして気持ちよくなりたいというファンタジー要素の部分がいいんです。現実の世界であったらダメですよ。絶対に。

——同じく第1回で話にのぼった『快感♥フレーズ』(小学館)ってまさにそういう漫画でしたよね。強引な男性に強引に欲情されて、でも快感に抗えないというストーリーで。

柴崎:実際のセックスってダルいこともあるじゃないですか。騎乗位とかフェラとか。ファンタジーなんだから、そういうのはいらないわけで。

——ファンタジーであるために必要なことってあります? こういう展開は冷める、とか。

柴崎:自分がおかれている状況、環境と近い設定はダメかも。私は弟がいるので年下ものは無理です。可愛い男の子ってだけでもNG。

太田:わかる。自分と正反対の環境のものを選びがちだと思う。2人は私生活でパートナーがいるから、レイプものとかが好きなんじゃないかな? 私は彼氏がいないから、「同棲イチャラブもの」が好きで、作品内でも男子と女子が一対一じゃなきゃヤダ。

小森:たしかに、自分が置かれている環境の遥か彼方のほうがファンタジー感が増して没頭できるかもしれない。

好きなカラミは人それぞれ

——セクシー女優さんでは天使もえさん推しな皆さんでしたが、男優さんで選ぶこともありますか?

太田:私は北野翔太さん。

小森:私は女優さんオンリーです。男優さんでは選ばない。

柴崎:男優は汚ければ汚いほど好きですね。

小森:わかる! 可愛い女の子とブッサイクなおじさんの組み合わせが好き。

太田:未経験の男性に手ほどきをする“筆おろし”みたいなのもいいよね。

小森:えっうそ、それいいの?

太田:アリ!

小森:そっかー、私はあんまり好きじゃないかも。私、オナニーに関しては完全に「時短」派だから、サンプル動画で十分だわ。だいたい1分~3分くらい。太田さんは普段のセックスも長いほう?

太田:いや、違うと思う。オナニーは毎日しないから、するときはスペシャルな感じでやってるだけ。

小森:毎日しないの? 私、1日5回とかするときありますよ。暇なときとか。

柴崎:えーっうらやましい。私、「今日は何回でもやったるでぇー!」みたいな日でも、1回イッたら満足しちゃう。1回に20分とかかかるし、2回目3回目が気持ちいいよって言われるんだけど、全然イケないですよ。何かもう「賢者モード」ってこういうことを言うのかなって感じですね。「フーッ、スマホでゲームするか」みたいな(笑)。

つくりもののなかにあるリアル

——お気に入りのAVは、繰り返し観たりするんでしょうか? 「殿堂入りの1本!」みたいな。

太田:私はめっちゃ観ますね。

小森:私も観ます。新規開拓もしてるんですけど、うまく見つけられなければいつものアレ、という感じで。

柴崎:めっちゃいろんなとこ徘徊して、最後はそこに戻るみたいな感じです。

——ちなみにその「殿堂入りの1本」ってどういうやつですか?

柴崎:私は最近イラマチオじゃないとヌケなくて。女性のイラマチオがいい作品が2つあるので、それをよく観てます。女性が喉奥まで突っ込まれて「ウェー!」ってなってるところだけは嘘じゃないから、そういうところを求めてるんだと思います。つくりもののなかにあるリアルみたいなのが興奮するんでしょうね。絶対に自分はイラマチオとかされたくないですけど! ここ強調!

太田:それって、誰目線で観てるんですか? してるほう? されてるほう? それとも第三者?

柴崎:第三者目線ですね。

——太田さんの殿堂入りはどんなやつですか?

太田:前回でお話しした、「シルクラボ」の北野翔太さんが出張ホストをやってるやつです。私は完璧に作り上げられた世界が好きなので、演技が上手い作品が好きですね。

小森:私は天使もえさんの作品。タイトル名はなんだったかな……。ちょっとググるね。

太田:(スマホをいじって)あ、面白そう。……はい、いま買いました。ありがとう。ダウンロード、無期限で980円でした。

柴崎:えっ私も観たい。(スマホをいじって)……買っちゃった。

太田:もえちゃんかありなちゃんのやつで、犬がいきなり女体化するやつ知ってる? それもめっちゃいいから観てほしい!

小森:ちょっと待って、検索する。

柴崎:私も知りたい……これですか?

——情報交換が止まらないのでこのへんで(笑)。ありがとうございました!

(ウートピ編集部)

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