最近、ひょんなことから社会人サークルに入ったのですが、コミュニティへの入っていき方が分からず悩んでいます。もともと2学期から学校が楽しくなるタイプで、慣れてしまうといいのですが、最初がいつも苦戦します。最初だけ少し頑張れば次第に馴染んでくるというのは経験的に分かっているのですが、人付き合いにストレスを感じてしまうので勇気がいるというか気合がいります。だったら無理しなければいいじゃないかと思われるかもしれないですが、新しい世界の扉が今ちょっと開いた感じで楽しい予感もしていてせっかくの縁を大事にしたいと思っています。
学生時代はクラスやサークルなど強制的にいろんなコミュニティにぶちこまれることが多くて考える暇もなく新しい環境に慣れるしかありませんでした。でもそのお陰で、一生付き合っていける友人がたくさんできました。大人で選択肢があるからこそ、頑張らないこともできるし頑張ることもできる。だからこそ、自分がどうしたいのかわからなくなってしまいました。あおいさんに背中を押してほしいです。
チャレンジ=自分を変化させるために必要な儀式
人は生活習慣によって作られています。
今の自分に満足している人は、生活習慣を変えることを嫌います。
新しいことを始めて生活習慣が変わり、今の自分が変わってしまうのがイヤだからですね。
何か新しいことを始めたいという欲求は、今の自分を変えたいという欲求。
生まれ変わって満足できる自分になりたいという願望です。
チャレンジとは、自分を変化させるために必要な儀式みたいなものだと思ってください。
「やりたいこと」の呪いにとらわれないで…
よく「何か新しいことを始めたいけど、やりたいことがない」と悶々(もんもん)とした悩みを抱えている人がいるのですが、
結局やりたいことって、詰まるところは「自分を変えたい」ということなんですよね。
だったら何でもいいから手当たり次第に始めてみればいいのに、「やりたいこと」という呪いにとらわれて身動きができなくなってしまう。
そして変わらない自分に嫌気がさし、ついには「どうせ自分なんてこんなもの」とダメな方向に悟りを開いて、変化することを諦めてしまうのですよ。
こうなるともうやりたいことが見つかってもチャレンジする気力もなくなってしまいます。
今の自分に満足している人とは対照的に、今の自分を諦めて今の生活に甘んじてしまうというわけです。
人生で最も楽しい瞬間は…
私たちはまだ自分に満足するには若過ぎるし、自分を諦めてしまうのも若過ぎる。
20代ならあと6回は人生をやり直せるし、30代ならあと5回は人生をやり直せる、40代ならあと4回、50代ならあと3回、まだまだ転生のチャンスは残っています。
それが社会人サークルであれ、趣味娯楽の世界であれ、これは自分を変化させるという一大プロジェクト、いわばチャンスです。
だったらちゃんとした熱量を持ってチャレンジする価値はあるのではないでしょうか。
人生で何が楽しいかって、自分のやりたいことをやるのが楽しいわけではないのですよ。
自分が変化していく過程が人生で最も楽しい瞬間。
最高の瞬間を見逃さないように、それなりの覚悟を決めて挑んでみてください。
きっとそう遠くない未来、思いもよらない自分に変わっているはずですよ。