『遅咲きも晩婚もHappyに変えて』発売記念インタビュー・第1回

LiLiCo、自ら望んで「主人」を支える「奥さん」になった。

LiLiCo、自ら望んで「主人」を支える「奥さん」になった。

映画コメンテーター、タレント、歌手、時にはプロレスラーまで。さまざまな仕事をパワフルにこなすLiLiCoさん。2017年には歌謡コーラス・グループ「純烈」のメンバーである小田井涼平さんと結婚し、LiLiCoさん47歳、小田井さん46歳という晩婚カップルの誕生も話題になりました。

「世の中はこうだから」「これがふつうだから」にとらわれず、自分らしく暮らしや仕事を楽しむLiLiCoさんの流儀とは? 3回にわたってお届けします。

家事はしたい人、できる人がやればいい

——LiLiCoさんの結婚に至るまでの経緯や暮らし方についてつづったエッセイ『遅咲きも晩婚もHappyに変えて 北欧マインドの暮らし』(講談社)が9月に発売されました。その中で「“主人”“奧さん”という言い方が好き」「主人には外でいい仕事をしてほしいから、私は奥でしっかり彼を支えて家を守る」と書いてらっしゃいます。

世の中の流れを見ても「家事分担の不公平感をなくす」ことを目指す共働き夫婦が多い中、LiLiCoさんが家事をほとんど1人でされているというのを読んで、正直驚きました。

LiLiCoさん(以下、LiLiCo):私は彼に家事をやってほしくないんです。だって、中途半端に手を出されたら絶対邪魔だもん(笑)。彼に家事を教えるくらいなら自分でやったほうがいい。というか、私が18歳で日本に来たときに面倒を見てくれた祖母の姿を見ていたら、「家事は全部女性がやるもの」という感じだった。私が見てきた女性たちが皆そうだったんですよね。

9月に発売されたエッセイ『遅咲きも晩婚もHappyに変えて 北欧マインドの暮らし』(講談社)

9月に発売されたエッセイ『遅咲きも晩婚もHappyに変えて 北欧マインドの暮らし』(講談社)

——最近の世の中の流れでは、「共働きなら家事分担」を目指そうという流れになっているので、ここまでご自身のスタンスをはっきり書いてらっしゃるのが新鮮でした。

LiLiCo:だって彼に任せたら、家事をやっても途中でやめるもん(笑)。こっちは「トイレットペーパーの芯は捨てたら、新しいのを仕込む」ところまで1つの家事としてやってほしいのに、なかなかできない。だから、最初から期待してないです。

確かに私も忙しいですよ。だけど皿洗いなんて10分だし、洗濯だってボタンを押すだけ。まあ、干すのはちょっと時間がかかるけど、そんなに大変かな? それなりに大きい部屋に住んでいますけれど(笑)、別に毎日掃除機をかけなくてもいいんじゃない? 家事はやりたい人、できる人がやればいいと思っています。

——LiLiCoさんは家事を望んでやられているのですね。

LiLiCo:本にも写真を掲載したのですが、キッチンの中は自分の気分が超アガるようなインテリアにしているので、むしろキッチンにいたいんです。

それに、一生懸命に仕事をして疲れて帰ってきてるのに「皿洗いしてください。ルールだから」と言って、いい家庭は生まれます? 絶対生まれないよ。

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家事分担の“後出しじゃんけん”はダメ

LiLiCo:ホントに家事が苦手な人っていると思うんですよ。グラスを持てば割っちゃう、みたいな。だから、できることをやってもらえばいいと思います。

彼の洗濯物も、本人は絶対やらないから私が畳むんですけど、どこにしまったか彼が分からなくなるといけないから、机の上にどんどん重ねて置いておくんです。まあ、いつか倒れるんだけど(笑)。そして「どこでもいいなら、しまっちゃっていい?」って聞くと、「いい」って言うから、適当にクローゼットに詰め込んじゃいます。でも、そう聞いておくと、あとから「アレはどこ?」とは言ってこない。

——きちんと伝えるんですね。

LiLiCo:きちんと言います。だって、あなたが選んだ人なんだもの。50:50で家事をしてほしいなら、付き合っているときから自分の考えをきちんと相手に伝えないと。

例えば「皿洗いはしてほしい。私も忙しいから、月〜金曜日で朝ご飯の支度は自分でやって」のようなルールを最初に作ればいい。“後出しじゃんけん”はダメですよ。

だから、もし付き合っているときに家庭的な女だと思われたくて家事を率先してやっていたとしたら、「責任を取って最後まで家庭的な女を演じきってください」と思っちゃいますね。

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(聞き手:新田理恵、写真:宇高尚弘)

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