これからもよろしくね! 令和でも使いたい「平成の名文具」5選

これからもよろしくね! 令和でも使いたい「平成の名文具」5選

子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。

文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。

第44回目のテーマは、「平成の名文具」です。5月1日に元号が令和に代わりましたが、平成の31年間には、各メーカーからさまざまな名文具が生まれました。そこで、ボールペン編に引き続き、誰もが一度は使ったことがある名文具を、一挙にご紹介します!

【関連記事】「令和」になっても使いたい“平成の名ボールペン”6選

今も昔も学生の必需品「キャンパスノート」

1975年(昭和50年)に発売された初代

1975年(昭和50年)に発売された初代

 1983年(昭和58年)に発売された2代目

1983年(昭和58年)に発売された2代目

 1991年(平成3年)に発売された3代目

1991年(平成3年)に発売された3代目

2000年(平成12年)に発売された4代目

2000年(平成12年)に発売された4代目

 2011年(平成23年)に発売された5代目

2011年(平成23年)に発売された5代目

学生向けに発売された「キャンパスノート」。初代は昭和50年に誕生しましたが、平成の間にデザインが3回リニューアルされています。どのデザインを使っていたかで年代が分かるのも面白いポイント。ちなみは、私は平成3年にリニューアルした3代目を使っていました。

また、2008年(平成20年)には、ドット入り罫線も登場。現在発売されている5代目は、背クロスにペンで書き込みがしやすくなったほか、罫内容を細かく見直したことで、より線が引きやすく使いやすいノートに進化しています。

罫幅7ミリの「A罫」と罫幅6ミリの「B罫」を、教科によって選んでいたのも懐かしい思い出……。発売から44年のロングセラー商品となった「キャンパスノート」は、今でも学生の必需品です。令和になってからのデザインやバージョンアップが楽しみですね。

商品名:「キャンパスノート」ベーシックタイプ/コクヨ
価格:A罫、B罫共に80~460円(税抜き)

簡単に美しいラベルが作れる「テプラ」

1988年(昭和63年)、世界初の漢字ラベルライターとして誕生した「TR55」

1988年(昭和63年)、世界初の漢字ラベルライターとして誕生した「TR55」

1992年(平成4年)に登場した「テプラ」PROシリーズ初めての機種「SR606」

1992年(平成4年)に登場した「テプラ」PROシリーズ初めての機種「SR606」

2017年(平成29年)に発売された人気機種「PRO SR170」

2017年(平成29年)に発売された人気機種「PRO SR170」

女性に人気の「PRO SR-GL2」

女性に人気の「PRO SR-GL2」

2019年(令和元年)5月31日に発売予定の「PRO SR-R680」

2019年(令和元年)5月31日に発売予定の「PRO SR-R680」

昨年30周年を迎えたラベルライター「テプラ」。生まれは昭和63年ですが、ほぼ平成を代表する文具と言っていいのではないでしょうか。発売当初は、誰でも簡単に美しいラベルが作れると大きな話題になりました。平成4年には、メイン機種となるPROシリーズが発売され、その後も、パソコン接続専用モデル、女性向けモデルなど、進化を続けてきました。

ファイルやノート、書類といったアナログ文具にデジタルの「テプラ」を貼るというのがなんとも平成らしい使い方です。累計販売台数は1,000万台を突破し、海外でも人気の文具となっています。令和ではどう進化するのか注目です。

商品名:ラベルライター「テプラ」PRO/キングジム
価格:6,300円〜39,800円(税抜き)

ライフログ文化を作った「ほぼ日手帳」

2002年(平成14年)版の「ほぼ日手帳」

2002年(平成14年)版の「ほぼ日手帳」

今年の代表的なカバー「シュガーローズ」

今年の代表的なカバー「シュガーローズ」

手帳に“1日1ページ”という新しい概念を広めたのが「ほぼ日手帳」。糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から、平成13年に発売されました。毎年、さまざまな素材やデザインのものが、約80種類ほど登場。アーティストやブランドとのコラボレーションアイテムもあります。

現在では、年を追うごとに使う人の数が増えていき、 2018年版では78万部を販売。スケジュール管理の印象が強かった手帳に、“自分のために書く”というライフログ文化を定着させたのが「ほぼ日」と言えそうです。

商品名:「ほぼ日手帳」手帳本体 オリジナル/ほぼ日刊イトイ新聞
価格:2,000円(税抜き)

参考商品:「ほぼ日手帳 2019」spring 4月はじまり版
カラーズ シュガーローズ(カバー&本体A6セット)/ほぼ日刊イトイ新聞
価格:3,500円(税抜き)

マスキングテープ市場を作った「mt」

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マスキングテープ=工業用品という概念を取り払ったのが、平成20年に誕生した「mt」。もともとは塗装のときに使われる工業用テープだったものを、おしゃれでかわいい文具としてリデザインしたところ、女性を中心に大ヒット。10年たった今では、文具業界に欠かせないジャンルとなっています。

近年は、国内外でイベントを開催し、多くの国際展示会にも出展している「mt」。世界で活躍するイラストレーターや画家、絵本作家たちとコラボレーションしたものや、人気のキャラクターものなど、デザインが豊富なのも魅力のひとつ。令和ならではのデザインも登場するかもしれませんね。

商品名:「mt」シリーズ(カモ井加工紙)
価格:1パック130~180円(税抜き)

家庭用はさみの新定番「フィットカットカーブ」

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最後にご紹介するのは、平成24年に誕生した家庭用はさみ「フィットカットカーブ」です。普通のはさみは、刃が真っすぐですが、こちらは丸くカーブした刃が特徴。刃の根元から刃先まで軽くなめらかな切れ味で、今まで切りにくかったものも軽い力で切ることができるそう。

新開発のカーブ刃でしっかり切れると話題になった「フィットカットカーブ」。現在では、キッチン向けモデルや子供向けモデル、紙から金属まで1本で切れる万能タイプ、スリムな携帯用まで、たくさんの種類を発売しています。高性能かつお手頃価格なので、ぜひ一度試してみて。

商品名:「フィットカットカーブ」スタンダードタイプ(プラス)
価格:300円(税抜き)

まきの一言メモ

平成の前半は、文房具は会社の備品にすぎませんでした。しかし、リーマンショックで多くの企業が経費削減のため文房具の支給をストップ。文房具は個人で買うものという認識が浸透していきました。平成は、自分にとってのこだわりの文房具が生まれた時代と言えそうです。

また、平成後半は文房具ブームも。雑誌やムック本でさまざまな文房具が特集されています。携帯電話やPCが普及してデジタルに移行するのかなと思いきや、いまだに紙やアナログ文具は人気です。と考えると、文房具はブームというよりは、それぞれの人にそれぞれのお気に入りやこだわりがある定番アイテムなのかもしれません。令和にはどんな文房具が登場するか楽しみですね。

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