子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。
第110回目のテーマは、「高機能シャープペンシル」です! 仕事でも勉強でも大活躍しそうな、便利な機能が搭載された最先端のシャープペンシルの数々をご紹介します。
グリップにこだわったシャーペン
こちらの「ドクターグリップ CL プレイバランス」は、グリップにこだわったシャープペンシル。付属する重量と素材の異なる2種類の内グリップを組み合わせ、自分好みの重さと重心バランスにカスタマイズできるのが特徴。独自の「フレフレ機構」により、ペンを振るだけで芯を繰り出せるのも便利な工夫です。
色は芯が0.3ミリタイプはクリアネイビー、クリアブラック、ノンカラーを用意。0.5ミリタイプはクリアモスグリーン、クリアレッド、クリアネイビー、クリアブラック、ノンカラーの5種類となっています。
商品名:「ドクターグリップ CL プレイバランス」(パイロット)
価格:770円(税込)
自動で芯が出て折れにくい!
「オレンズ AT デュアルグリップタイプ」は、自動で芯が出てくる「自動芯出し機構」を搭載したシャープペンシル。最初のノック1回で書き続けられるので、集中力をそがれずに仕事や勉強できるのが特徴です。パイプが芯を守る仕組みで、芯が折れにくいのも長所。しっかり握れるラバーと金属の「デュアルグリップ」で持ちやすい作りになっています。色はダークレッド、ダークブルー、グレー、シルバーなどをラインアップしています。
商品名:「オレンズ AT デュアルグリップタイプ」(ぺんてる)
価格:2,200円(税込)
ノック不要! 常にトガった状態をキープするシャーペン
「クルトガ ダイブ」は、芯が回ってトガり続ける「クルトガ」シリーズのフラッグシップモデルで、昨年限定で発売されて人気を博したシャープペンシルです。「クルトガエンジン」を搭載しており、書くたびに芯が少しずつ回転するため芯がトガった状態をキープ。自動で芯が出る仕組みになっているうえ、精密なペン先を守るためにキャップ式を採用している点が特徴で、キャップを外すと同時にペン先から芯が出るのでノック不要で書き始めることが可能です。
色はアビスブルー、デンスグリーン、トワイライトオレンジの3タイプを用意。高機能かつ高級感のあるデザインで、プレゼントにもぴったりです。
商品名:「クルトガ ダイブ」(三菱鉛筆)
価格:5,500円(税込)
強く書いても芯が折れない!
こちらの「デルガード タイプER」は、筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする内部機構により、強い力をかけても芯が折れないシャープペンです。逆さにするだけで消しゴムが出てくるのがユニークな特徴で、消しゴムを使うためにいちいちキャップを外す必要がないため、集中力を途切れさせずに使い続けることができます。
色はブラック、ブルー、ピンク、バイオレット、ホワイト、シルバーなど豊富にラインアップしています。
商品名:「デルガード タイプER」(ゼブラ)
価格:770円(税込)
空白がユニーク!
「ZOOM C1」は、見た目と素材にこだわったシャープペンシルです。ボディには、頑丈なジュラルミン合金を採用。ボディとノック部分をクリップで接合し、間に空白を作り出しているデザインも独特で、周囲の注目を集めそうなおしゃれなアイテムです。
色はサンドシルバー、フルブラック、グラファイトブルーの3色をそろえています。
商品名:「ZOOM C1」(トンボ鉛筆)
価格:7,700円(税込)
まきの一言メモ
今回ご紹介したシャープペンシル。機能や書き心地にこだわった高価格帯の需要が大きいのが特徴です。また、大人も子供も重さやグリップの感じなど、自分に合ったこだわりのシャープペンシルを持っている印象です。使うシーンに合わせた自分に合った一本を探してみてはいかがでしょうか?