子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。
第90回目のテーマは、「ペンケース」です。どこか懐かしさも残しながら、スマートフォンを置くことができるなど時代に合わせて進化しているペンケース。最先端の機能性ペンケースをご紹介します。
なんか懐かしい! スマホも立てられるペンケース
「オトバコ」は、ペンはもちろん、「スマートフォンを立てられる」ペンケース。スマホは横置き、縦置きどちらも可能で、デスク周りをすっきりさせて仕事ができます。子供の頃に使っていたいろいろな機能がついた筆箱を彷彿とさせる仕様で、立てるとペンスタンドになるペンホルダーや付せんを貼ることができるトレーなど、便利な機能が詰め込まれています。
色はコーラル、ラベンダー、アクア、ナイト、オリーブ、モカの6種類をそろえています。
商品名:「オトバコ」(パイロット)
価格:2,200円(税込)
机にくっついて倒れない! スマートフォンも置けるペンケース
「エアピタ」は本体の底面に吸盤が付いているペンケースで、置いても倒れないのが特長です。水に強いシリコーン素材が使われているため、文房具だけではなく、洗面用品などの水回りグッズを入れるのにもおすすめ!* スマートフォンも縦横両方で置くことが可能なのでスマホを見ながら勉強することができるほか、ウェブ会議のときにも活躍しそうです。
色はパープル、ライトブルー、ピンク、ネイビ、ヌーディーローズ、ミルキーグレー、ミスティーブルー、モーブグリーンの8種類をラインアップしています。
*完全防水ではありません
商品名:「エアピタ」(クツワ)
価格:1,400円〜(税別)
見せたい文具と見せない文具に分けられる! 透明ペンケース
「ツールペンケース <ピープ>」は、中身が見える透明のペンケースです。透明のペンケースはたくさんありますが、こちらはお気に入りの文具は見えるように収容でき、見せない文具はインナーケースの中に隠すことができるのがポイント。小物ポケットには付せんや修正テープを入れられます。
色はシャイニーベージュ、セージグリーン、ピンクテラコッタ、シルバーグレーなどをラインアップ。おしゃれなくすみ系の色は特に人気があり、ヒット中の商品です。本体にはチャームがつけられるストラップホールも付いているなど細かい工夫もうれしいポイントです。
商品名:「ツールペンケース <ピープ>」(コクヨ)
価格:1,500円(税別)
立たせられるロールペンケース
「フリオ スタンドロールペンケース」は見た目もかわいいロールペンケース型。ロールペンケース型では珍しく本体が立てられるようになっているのが特長です。中は細かいポケットに分かれており、ペン、付せん、はさみ……と文房具ごとに収容しておけるのが便利です。
色は緑、ネイビー、白、黒をラインアップしています。
商品名:「フリオ スタンドロールペンケース」(キングジム)
価格: 1,800円(税別)
ペンと小物を分けて収納! 二部屋構造のペンケース
こちらの「チアーズ ツインペンケース」は、ファスナー付きとオープンタイプがひとつになったペンケース。二部屋構造に分かれているのがポイントで、上の部屋には付せんやマスキングテープなどの小物、下の部屋にはペンを入れておくなどの使い方ができるのが魅力。いろいろな文具を持ちたい人に特におすすめです。
ボディは、トレンドのSNS映えする透明タイプ。色はグレー、アカ、乳白、ミドリ、キイロなどをそろえています。
商品名:「チアーズ ツインペンケース」(キングジム)
価格:1,250円(税別)
まきの一言メモ
ペンケースも日々進化しているアイテムの一つです。最近はスマホを立てられるタイプやワークスペースを効率的に使うための立つペンケース、SNSを中心に透明のアイテムが人気を集めています。入れるアイテムや量によって選んでみてはいかがでしょうか?