2019年から20年にかけて、女性起業家によるブランドが中心となって発売が相次いだ吸水ショーツ。21年にはユニクロやジーユーといった大手企業やピーチ・ジョンなどの下着ブランドも参入し、認知度もアップしました。この吸水ショーツを含む、女性の心身の健康を技術でサポートする「フェムテック」という言葉は21年の新語・流行語にノミネートされるなど、各メディアでも取り上げられる回数が飛躍的に伸びています。

「Bé-A〈ベア〉」の主力商品“ベア シグネチャー ショーツ 03”
安心の吸水量で、累計10万枚を達成
吸水ショーツの先駆けのひとつと言えるのが、20年6月1日に始めたクラウドファンディングで、45日間で9,062人から1億円以上の支援金を集めて大きな話題となったのがベア ジャパン(Be-A Japan)」です。同社が展開する吸水ショーツの特徴は、その圧倒的な吸水量。吸水量15〜40mLの商品が多い中、主力商品「ベア シグネチャー ショーツ 03”」(税込7,700円)は約125mL*、「ベア ウルトラ ヘビー&ナイト ショーツ」(8,690円)は約150mL*、「ベア ペティート シグネチャー ショーツ」(7,150円)は約120mL*の吸水量を誇り、20年7月の発売から累計10万枚の販売枚数を達成しています(22年6月23日現在)。その一方で、高機能なゆえ、他ブランドに比べて価格が高めで「気軽に購入できる」とは言えなかったのが実情でした。

21年2月に発売されたジュニアライン“ベア ペティート シグネチャー ショーツ”
2年越しの開発期間を経て発売された 「ベア エアライト ショーツ」
そこで、「もっと多くの方にこの商品を届けたい」という願いのもと、2年越しの開発期間を経て開発されたのが、6月23日発売の「ベア エアライト ショーツ」(4,950円)です。両サイドはメッシュ使いで通気性もあり、デザインも軽やか。吸水量は約60mL*¹と既存品に比べて半分ほどになりますが、多い日の平均が約30〜50mL(出典: “ベア エアライト ショーツ”リリース)なことを考えると、十分な量といえるでしょう。

6月23日に発売された“ベア エアライト ショーツ”
ベトナムの工場との連携で4,950円を実現
4,950円という価格を実現できたのは、既存品が日本製であったのに対し、新商品はベトナムの工場で生産されているから。これまでの日本の工場と同じく、設備・技術・検査、全てに高いレベルを持つ工場で、ベトナムと日本のチームで密に連携を取りながら、1枚1枚丹念に仕上げられています。
既存品同様、“ベア”のショーツならではの機能は継承。お腹部分には、テラヘルツ鉱石をパウダー化してプリント。生地を重ねたぬくもり設計、ニオイを抑える消臭・抗菌防臭機能はしっかり装備されています。

“ベア エアライト ショーツ” ブラック、コーラル、ライラック(公式オンラインストア限定色)の3色展開
買いやすい価格が一歩踏み出すきっかけに
6月23日の発売後の状況を「ベア ジャパン」PRの武市奈々子(たけち・ななこ)さんに聞いたところ、「非常に好調」とのこと。発売を記念し、公式オンラインストアでは先着1,000人に1,950円で提供するベア エアライトチャレンジも同時開催していることから、「これまで、Bé-A〈ベア〉のショーツを購入したことがない方、吸水ショーツ自体をまだ試したことがない方、一歩踏み出してみよう!という方が多い印象です」(武市さん)。
軽い日〜普通用を待ち望む客の声も多く、「ベア エアライト ショーツ」の登場で「2・3日目は“ベア シグネチャーショーツ”、前後の軽い日は“ベア エアライト ショーツ”というように、サニタリー期間を全てBé-A〈ベア〉で過ごすこともご提案しやすくなったとの店頭の声をいただいています」(同)。

汗を逃すメッシュ素材をサイドに使って、軽やかなはき心地に
吸水ショーツに限らず、サニタリーアイテムの選択肢が広がることは、私たちの生活がより快適になり活動の幅が広がることにつながります。新しいアイテムにもチャレンジしつつ、ライフスタイルや使用感の好みに合ったものを賢くセレクトしたいですね。
*公的検査機関のデータを元に算出
*¹公的検査機関の試験により