あの人のハレの日ご飯、ケの日ご飯 第1回

SHELLYさんが選ぶ、気持ちを切り替える「ハレの日ご飯、ケの日ご飯」

SHELLYさんが選ぶ、気持ちを切り替える「ハレの日ご飯、ケの日ご飯」

昔から日本では、祭礼や特別な日などの非日常のことを「ハレの日」、普段の生活である日常のことを「ケの日」と呼んでいました。

多くの女性たちが「毎日を素敵に過ごしたい」と思う反面、実際には仕事でバタバタしたりしてなかなか実現しないもの。気づいたら、今日もコンビニのごはんで済ませちゃった……という日もたびたびですよね。でも、それは憧れの有名人だって同じ。普通の日があるからこそメリハリがついて、素敵な日を思う存分堪能できるのではないでしょうか?

「ハレの日ご飯、ケの日ご飯」は、有名人の食から素顔をひもといていく企画です。第1回はタレントのSHELLYさんが登場します。

夫との思い出の詰まったあの味が、私の特別

アトリエ・ド・アイ

アトリエ・ド・アイの自家製ツナのニース風サラダ

SHELLYさんが選んだハレの日のお店は「Atelier d’ I(アトリエ・ド・アイ)」。広尾駅から少し離れた閑静な場所にある、木を基調としたシックな内装のフランス料理店です。

「私のハレの日ご飯は、結婚記念日や誕生日などのお祝いごとで夫と食べるご飯。そんな時に行くのがアトリエ・ド・アイで、夫と初デートした思い出のあるお店なんです」

コース料理ではなく、アラカルトで楽しむのがお決まり。そこで必ずオーダーするのが自家製ツナのニース風サラダなのだそう。

「ニース風サラダは店長が自家製のツナを瓶ごと持ってきてくれて、丁寧に説明しながら席で混ぜてくださるので、スペシャルなサラダに変身。もちろんメイン料理も最高なのですが、このサラダで特別な食事が始まる。そんな気分になれるのが好きなんです」

自家製ツナのニース風サラダ

店長が丁寧に説明しながら席で混ぜてくれる

「いつも必ず同じ席に座って、ほぼ同じメニューを頼むので、初デートを思い出しながら二人でニヤニヤしてしまいますね」

そんなハレの日ご飯。SHELLYさんにとって、こんな思いがあると言います。

「毎日バタバタで、1日1日をこなすだけで必死になっている中、少し時間を取ってゆっくり食事や会話を楽しむことで、また明日から頑張れる力がわいてきます。それに、美味しい物を食べる予定があれば、仕事が辛くても笑顔で頑張れる源になりますね」

N.Y.出身のベーカリーのパンで、ホッとする

ザ・シティ・ベーカリー

ザ・シティ・ベーカリーのボロネーゼのホットサンド

アメリカ国籍のSHELLYさん。ケの日ご飯にはご自身のルーツである国の食べ物を選びました。

「たまたまパンが美味しそうで入ってみたら、雰囲気がアメリカっぽくて好きになりました。パンはボロネーゼのホットサンドがお気に入り。中に入っている溶けたチーズが大好きなんです」

「ザ・シティ・ベーカリー」はニューヨークで1990年に開業。以来、街のベーカリーとしてニューヨーカーたちに愛されてきました。2013年、大阪に世界初出店し、同年の冬には東京にも出店しました。

SHELLYさんが愛するホットサンド ボロネーゼは、もちもちとした食べ応えのあるパンの間に、しっかりとした味付けのボロネーゼとチーズをサンド。注文から5分ほど待つと、ほかほかのサンドイッチが提供されます。

「冷たいお弁当ばかりだと温かい物が食べたくなるんです。そういう時はサンドイッチのような手軽な食べ物でも、温かいだけでとびきり美味しいごちそうになるんです。仕事現場に行く途中にお店を見つけると、つい寄ってしまいますね」

SHELLYさんにとってのケの日ご飯は、こんな意味があると言います。

「お弁当以外の自分の好きな物を食べるというところで気分転換にもなりますね。ザ・シティ・ベーカリーのホットサンドは、オフからオンに切り替えるための食事。『よし、今日も頑張るぞ!』という気持ちになって、仕事に向かいます」

■SHOP DATA

Atelier d’ I
東京都港区白金5-15-5 ダイヤ白金1F
TEL:03-5789-7731
営業時間:ランチ11:30〜15:00(L.O.14:00)ディナー18:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日:月曜

THE CITY BAKERY Hiroo – Bakery & Cafe –
東京都渋谷区広尾5-24-1 広尾ユタカタワーズ1F
TEL:03-6450-4440
営業時間:7:00〜20:00
定休日:無休

(構成:薮田朋子、写真(Atelier d’ I):青木勇太)

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