顔回りに動きを出して…トレンドヘアの作り方
発売から約26年を迎え、今も15秒に1本売れ続けている「NAKANO STYLING WAX TANTO」の新商品&リニューアル発表会が8月24日、東京都内で開催されました。発表会では新商品を使用したデモンストレーションも行われました。
発表会にはヘアサロン「GAME by Alan Smithee」の副店長・MAYUKAさんが登壇。女性のトレンドヘアについて「今まではストレートでまとまる髪が多かったのですが、最近はレイヤーを入れて動きを出すのが人気です。韓国系、中国系のヘアスタイルがはやっていて顔回りに動きを出して小顔に見せるのがトレンド」と話しました。
デモンストレーションでは新商品の「エアライトワックス」の4番を使用。「揉み込むような感じで下からつけます。つけすぎると束っぽくなりますが、ドライな質感を出したかったら少なめに。顔回りや耳周りは崩れやすいのでしっかりめに。もみあげの部分をアイロンで巻いたり、カットしておくと後毛がかわいく浮きます」(MAYUKAさん)

デモンストレーションを行ったMAYUKAさん
また、ヘアサロン『fifth』総店長の堀 雄大さんも登壇し、男性のトレンドのヘアスタイルについて「トップ長めのナチュラルなヘアスタイルがトレンド。パーマをかける人も多いですね。菱形っぽいシルエットを意識すると、どんな輪郭の人にも合いやすい」と話しました。
キャッチコピーは「スタイリングは正しさよりも、自分らしさ」
リニューアルに際し、モデルのTairaさんを起用した新ビジュアルも発表。失敗を恐れず自分に合った使い方で理想のスタイルを作ってほしいという願いを込めて「スタイリングは正しさよりも、自分らしさ」というキャッチコピーを掲げています。
リニューアルの背景について、同社執行役員でマーケティング本部長の中野敬士さんは「ナカノワックスは、20代後半から30代に支持を受けてリピート購入される方が多かった。一方で10代から20代前半のいわゆるZ世代のお客様に届けられていないのが課題としてあった。Z世代を取り巻く環境としては、校則の見直しやオフィスカジュアル、ジェンダーレスというキーワードがある。決められたものを使うのではなく自分が好きだから使うという自分の意思をしっかり反映したものを日常生活に取り入れている」と説明しました。
「NAKANO STYLING TANTO」は16年ぶりに全面リニューアル。リニューアルに伴い、従来のワックス、グリース、ジェルに加えて、新アイテムとしてオイル、エアライトワックス、クレイを追加。8月25日からロフトネットストアとAmazonで、9月1日から全国のロフト(一部店舗除く)で先行発売を開始しました。