ヘアアイロンを使うときに「してはいけない」7つのこと【美髪プロが教える】

ヘアアイロンを使うときに「してはいけない」7つのこと【美髪プロが教える】

ヘアアイロンを使っていて髪が焼けてチリチリになった、おでこをやけどしたといった経験がある人は多いのではないでしょうか。また、毎日使うと髪の健康に良くないのでは……と感覚的に思うこともあります。

美容師で美髪のためのケアを追求する三谷遥さんは、「ヘアアイロンは毎朝のスタイリングに便利な反面、使い方によっては、髪を焦がした、抜けたなどでダメージが大きいとお客さまからよく相談されます。うまく使う術を習得して、スタイリングの強い味方にしましょう」と話します。その方法を詳しく教えてもらいました。

ヘアアイロンで髪がチリチリ、抜け毛に切れ毛

三谷さんははじめに、ヘアアイロンの使用は、「実際、ドライヤーで髪を乾かしながらヘアブラシで内巻きにセットするよりも、毛髪へのダメージは大きいと考えられます」と言い、お客さんから耳にする「カールアイロン、ストレートアイロンともに共通する使い方失敗例」を次のように挙げます。

(1)髪が焦げてチリチリになった

(2)髪がパサパサ、ゴワゴワになった

(3)プレート部分が顔にあたってやけどをした

(4)髪にヘアアイロンの跡がつく

(5)髪が抜けた、切れた

(6)変なカールになった

(7)髪の色が明るくなる、ヘアカラーの色落ちが早い

どれも思いあたります。外出前のスタイリングのときにこのようになって、あせることはよくあります。

長時間や連続使用、濡れた髪にヘアアイロンはNG!

次に、それらの失敗例を解決する方法について、三谷さんに教えてもらいましょう。

(1)長時間ヘアアイロンをあてない
毛髪の同じ場所に長い時間ヘアアイロンをあてると、熱で髪が焦げてチリチリになります。焦げた髪は元に戻らないので、ケアとしてはその部分を切ることになります。ヘアアイロンをあてる時間は5~10秒以内としましょう。

(2)髪が濡れている状態で使わない
髪が濡れているときは、毛髪の表面を保護しているキューティクルが開いています。そこにヘアアイロンをあてると、毛髪に含まれる水分やタンパク質、栄養素が抜けるぐらいのダメージを受けます。また、髪の乾燥にもつながります。まず、ドライヤーで髪を乾かしてから、ヘアアイロンを使用しましょう。

(3)毛先を持ちながら、皮膚にあてない
ストレートにしたい、または、カールをつけたい髪の毛先を、ヘアアイロンを持ってないほうの手で持って、おでこや頬、首などの皮膚に触れないように、3~5センチ離しましょう。おでこや頬、首などの肌のやけどを防ぐことができるでしょう。

(4)強くあてない
勢いよくパチンとヘアアイロンで髪をはさむと、アイロンのプレート部分の端が髪に強くあたり、髪に段差やヘアアイロンの跡がつきやすくなります。また、抜け毛にもつながります。そっと髪をはさみ、根元から毛先へとやさしくあてましょう。

(5)髪の根元→毛先へ。毛先からあてない
カールをつけたいとき、手巻きのカーラーを使う場合は毛先から根元に向けてくるくると巻きます。ですが、ヘアアイロンではその逆で、根元から毛先に向かってあてていきます。手巻きのカーラーと同じ方法はNGと覚えておきましょう。

毛髪の表面を覆うキューティクルは、栄養の流出を防いでツヤを維持する役割があり、根元から毛先にかけてうろこ状に重なり合っています。そのため、ヘアアイロンを毛先から根元に向かってあてると、キューティクルがはがれてダメージを与えます。また、カールアイロンの場合は、スタイリングが失敗しやすくなります。

(6)毎日使用しない
毎日ヘアアイロンを使用していると、髪にダメージを与え続けることになります。使用頻度は週に2~3回までとし、髪を休める日を設けましょう。

(7)温度設定は140~150度程度に。160度以上の高温にしない
ヘアアイロンの温度設定を160度以上の高温にすると、髪にダメージを与えます。また、160度以上で毎日ヘアアイロンを使用していると、髪の色が明るくなる、ヘアカラーをしている場合は色が落ちやすくなります。140~150度に設定して使いましょう。

最後に三谷さんは、ヘアアイロンを用いてのスタイリングがうまくできないときについて、こうアドバイスをします。

「手先が不器用だからと思い込まないでください。これらを意識してケアとスタイリングを習慣にしていると、必ずうまくできるようになります。数回の失敗であきらめてやめないことがポイントと言えます。また、行きつけの美容院で使い方の相談をすると、レクチャーしてくれる場合もあるでしょう。気軽に尋ねてみてください」

さっそくこれらのNGを守って実践すると、髪を焦がすことなく、チリチリもダメージも気になりません。セット後の仕上がりも普段よりまとまっているように感じます。ぜひ継続して、髪のダメージを抑えながらのスタイリングを習慣にしたいものです。

(取材・文 藤原 椋/ユンブル)

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