頭のニオイがつらい…! すぐに実践したいケア8つ【美髪プロが教える】

頭のニオイがつらい…! すぐに実践したいケア8つ【美髪プロが教える】

髪を振りほどいたときや枕に顔を近づけたときなどに、いやな臭いがすることはありませんか。自分の頭の臭いだと気づいて、がく然とします。

美容師で美髪のためのケアを追求する三谷遥さんに尋ねると、「まずは自分で臭いをチェックして、体調不良ではないのに臭うようなら、普段のケア法が原因になっているかもしれません。これを機に見直してみてはいかがでしょうか」とのことです。詳しく教えてもらいましょう。

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枕カバー、ヘアブラシ、帽子の臭いをセルフチェック

はじめに三谷さんは、頭の臭いのセルフチェックについて、こう説明をします。

「自分の頭の臭いにはなかなか気づくことができずに、放置している場合もあります。日ごろ使用している枕カバーやヘアブラシ、帽子の内側をかいでみて、臭いの様子を確かめましょう。

ロングヘアの場合は、髪の毛を鼻先に持ってきて、直接かいでみてください」

さらに、頭の臭いの原因について、「頭皮の皮脂と汗がまざりあって酸化すると、臭いが発生します。その臭いは毛髪にも移ります。放置すると雑菌が繁殖してさらに悪化します」と三谷さん。そこで、そうなる理由ついて、次に詳しく挙げてもらいました。

(1)髪の洗いすぎ
臭いや汚れを取り除こうと思って、1日に数回シャンプーをする、長時間ゴシゴシと洗うなどすると、皮脂が過剰に分泌されます。すると、毛根に皮脂が詰まり、臭いの原因となります。

(2)洗浄力の強いシャンプーの使用
洗浄力の強いシャンプーを使用すると、皮脂を余分に洗い流すことになります。すると頭皮が乾燥し、皮脂の過剰分泌につながって、臭いの原因になります。

(3)香水、ヘアケア製品などの香料のまざりあい
頭皮の臭いをごまかそうとして、香水やヘアケア製品などをつけすぎると、香料がまざり、かえって臭いの原因になります。

(4)帽子による頭の蒸れ
髪や頭皮の紫外線対策として、帽子は必須アイテムです。しかし、長時間着用していると、頭が蒸れてきて汗と皮脂がまざりあい、臭いの原因となります。

(5)髪を乾かさない
洗髪後に髪を乾かさずに生乾きのままの状態でいると、臭いの原因となる白癬菌(はくせんきん)という高温多湿な環境を好むカビや雑菌が繁殖して臭いの原因となります。

(6)ヘアブラシの汚れや臭い
ヘアブラシでブラッシングをすると、頭皮や髪に付着した皮脂や汚れがヘアブラシに付着します。洗わないとそれらは酸化して臭いを発します。そのブラシを使い続けていると、蓄積した汚れや臭いが、逆に頭皮や髪に移ることになります。

(7)枕カバーの汚れや臭い
睡眠中にかいた頭皮の汗や皮脂は、枕に吸収されます。洗わずに放置すると菌が繁殖し、頭皮や髪に臭いが移ります。

(8)生活習慣の乱れや体調不良
栄養が偏った食事や睡眠不足、ストレスが溜まっている、また風邪をひいているなどの体調不良や、ホルモンバランスによって臭いが生じることもあります。

頭皮はフルーツを洗うようにやさしく扱う

それでは、頭皮、髪の臭いをケア、予防する方法について三谷さんに教えてもらいましょう。

(1)髪は洗いすぎずに、やさしく
シャンプーは1日に1回にしましょう。シャンプーをする前に、ぬるめのお湯を頭皮にまんべんなくかけ、髪に付着したゴミや汚れを落とす「予洗い(よあらい)」を念入りに行いましょう。

洗髪中は頭皮がふやけているので、傷つきやすくなっています。ツメなどで傷がつくとそこから雑菌が入り、臭いの原因になります。頭を洗う際は、リンゴやモモなどのフルーツを洗うイメージで、指の腹を使って頭皮にはソフトに触れましょう。

(2)シャンプー、トリートメント
シャンプーは、敏感肌用のアミノ酸シャンプーや、臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑える薬用シャンプーを使用するとよいでしょう。

(3)香水・ヘアケア製品などの香料をつけすぎない
複数の香水やヘアケア製品を髪につけるのではなく、どれか1つにしましょう。また、いずれも1プッシュまでとし、つけすぎないようにしてください。

(4)帽子は通気よく
長時間帽子を着用する場合は、こまめに脱いで風通しをよくしましょう。蒸れと汗を防ぐようにします。

(5)洗髪後は髪をすぐに乾かす
洗髪後は濡れたまま放置せずに、すぐに髪を乾かしましょう。まずタオルで髪の水分を吸収するタオルドライを行ってから、毛髪ではなく、頭皮を乾かす目的でドライヤーを使ってください。タオルドライをすると、ドライヤーを使用する時間の短縮ができて、毛髪のダメージ対策や節電にもなります。

(6)ヘアブラシをこまめに洗う
汚れや臭いを落とすために、ヘアブラシをこまめに洗うようにしましょう。

(7)枕カバーをこまめに洗う
汗や皮脂などを洗い流すために、枕カバーはこまめに洗うようにしましょう。

(8)生活習慣や体調を整える
栄養の偏りがない食事をとり、睡眠を充実させてストレスを改善しましょう。

最後に三谷さんは、
「神経質にならずとも、これらのケアを習慣にしていれば、強く臭うことはないでしょう。気になる場合は、美容院で相談してヘッドスパなどを試みてください」とアドバイスをします。

枕やヘアブラシ、帽子をチェックすると、たしかに臭うときがあります。髪を洗う際、乾かす際の心がけやヘアブラシの洗浄、枕カバーの洗濯など、どれも今日から始められることばかりです。まずは臭いのセルフチェックをして、普段のケアを見直す機会としたいものです。

(取材・文 藤原 椋/ユンブル)

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