ウートピは「女性メディア」をやめます。

ウートピは「女性メディア」をやめます。

本日2020年5月7日をもって、「ウートピ」は新しいメディアコンセプトに衣替えすることにしました。誕生から7年、女性の生き方を模索しながら走り続けてきた編集部が今、考えていることをお伝えします。

7年目に思うこと

2013年、「ウートピ」はアラサー女性のためのニュースメディアとして誕生しました。

それから7年。

アラサーだった私たちはアラフォーに近づき、あの頃、人生最大の関心事だった「結婚する/しない」「出産する/しない」「キャリアを諦める/諦めない」についても、ちょっとずつ心の整理がつき、次の関心事に気持ちが動くようになりました。

と同時に、私たちを取り巻く時代の空気も、ここ数年で大きく変化しつつあると感じています。

あいも変わらず、無神経でナイーブな「オジサン」の啓蒙は完遂できず、自分たちの周囲のワーママたちはワンオペ育児を嘆いていて、キャリアアップしても転職しても「これが天職!」とは思えない…と、まあ、あいも変わらずなことばかりではありますが、それでもやっぱり変化は生まれている、と。

変わる余裕のある人は、ワークスタイルもライフスタイルも、自分が心地よい形へとどんどんシフトしていきました。しかし、変わりたくても変われない人も大勢いて、うっすらとした絶望や諦めが心に巣喰い始めている……。

その隔たりが、とてもはっきりと目に見えるようになったのが、ここ数年の現象です。

そこに、女性だから、男性だから、アラサーだから、アラフォーだから、という区別はないように思えます。ただ、新しい一歩を踏み出す気持ちになれた人と、なれなかった人の差なのでしょう。

「個」のために生きる姿を応援したい

そうした時代に、女性媒体として「女性だから」「女性として」「女性のために」と声を挙げ続けることに、私たちは違和感を覚えるようになりました。「アラサー女性のためのメディア」であることが、何だかとても窮屈になってきました。

以上の経緯から、本日2020年5月7日をもって、「ウートピ」は女性媒体であることをやめると決めました。

誕生以来、掲げ続けてきた「女性」と「アラサー」という看板を外すことに一抹のさみしさもありましたが、それよりは自分たちが肌で感じている時代の空気に合わせた新しいコンセプトに着替え、ふたたび情報発信を続けることに喜びを感じました。

変化の中で軽やかに、楽しく生きようとする「個」を大事にしていきたい。

自分のために生きる姿を、メディアとして瑞々しく美しく捉えていきたい。

たとえ「自分勝手だ」「親、子供、家族がかわいそう」「まわりに迷惑だ」「イタい」といった誹りを受けようとも、生きたい人生を生きようとする人たちの、その決意を、その生きざまを、「ウートピ」は肯定します。

性別も年齢も超えた「SELFISH」を

自分(SELF)のために貪欲に生きる、「SELFISH(セルフィッシュ)な人たち」を全力で応援するメディアへと、今日を境に「ウートピ」は生まれ変わります。

「ウートピ」は、性別も年齢も超えて、「個」を礼賛します。

「ウートピ」は、組織よりも、世間の空気よりも、何よりも「個」を大切にする社会を渇望します。

自分にとって大切なものと、自分自身との間で、引き裂かれながら、悩みながら格闘し続けるすべての人へ、「SELFISHたれ」と「ウートピ」は今日から改めて声を挙げていきます。

読者のみなさんに、これからも届けたい5つのこと

これからの「ウートピ」が、読者のみなさまにコンテンツを通してお届けしたいことを、改めて編集部で考えました。これまでも大事にしてきたスタンスではありますが、今改めて言語化することで、目まぐるしい時代にも、ブレない記事を作り続けていきたいと思います。

1.どんな人がどんな気分で訪れても、「ここに来れば、何かが見つかる場所」をつくる

2.すでにセルフィッシュに生きている人も、セルフィッシュに生きるのがまだちょっと怖い人も、楽しめる

3.「わかり合う」のではなく、「わかり合えないことをわかり合う」価値観を大事にする

4.「大きな声」より「小さな声」をよりよく聞く

5.感情を、未来を切り拓くために味方につける

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