仕事にプライベートにと、何かと忙しいオトナ女子。生活が不規則になり、食生活が乱れていると感じている人も多いのでは?
食生活の乱れは、腸内環境にも影響を与え、何かと不調を感じている原因にもなりかねません。
このたび、総合マーケティング支援を行なう「ネオマーケティング」は20~49歳の女性を対象に「腸活」をテーマにした調査を実地しました。
そこから見えた、オトナ女子の腸内環境とは?
女性の8割以上が感じたことがある
まず、「今までに便秘・下痢・残便感を、感じたことがありますか?」と質問しました。
すると「よくある(27.3%)」、「たまにある(39.0%)」、「あまりない(19.5%)」と回答した人を合わせると85.8%の女性が便秘や下痢、残便感を感じたことがあるという結果になりました。
3人に1人が慢性的に便秘
次に、「よくある」「たまにある」「あまりない」と回答した人を対象に、それぞれどれくらいの頻度で、どの程度感じているかを調査しました。
「よくある」、「たまにある」、「あまりない」を合わせると、便秘は92.0%、下痢は91.0%、残便感は85.3%の人が「ある」と回答。便秘に関しては3人に1人が「よくある」と答えました。多くの女性が慢性的に便秘だと感じていることが明らかになりました。
原因第1位は「ストレス」
続いて、便秘・下痢・残便感を感じたことが「よくある」、「たまにある」と回答した人を対象に、どのような時にそれらを感じるのか聞いてみました。
1位は「ストレスを抱えている時(50.1%)」、2位は「慢性的(41.9%)」、3位は「外食が続いた時(22.4%)」という結果に。
腸内環境が悪いと悪循環
最後に、腸内環境が悪いと、どのような影響がでると感じているか聞いてみました。
すると、「便秘になる」、「肌が荒れる」が68.7%で同率1位に。続いて、「免疫力が下がる」という回答が多く寄せられました。
ストレスを感じると、腸内環境まで悪くなり、さらに肌荒れが起きる……という悪循環を感じている女性が多いということがわかりました。
まずは気軽なところから改善してみよう
今回の調査を受けて、小林メディカルクリニック東京の院長、小林暁子さんに腸内環境や腸活についてコメントをいただきました。
「腸内環境を整えると、便通が良くなるのはもちろん、必要な栄養素を吸収する効率が上がり、それを材料とする各臓器の働きが改善します。
例えば、栄養が行き届き、きれいな肌や艶やかな髪になったり、運動なども併用すると筋肉が適度につき、基礎代謝が上がりやすくなり、太りにくい身体となったりすることが期待できます。
そのほか腸内環境が整うと免疫力が向上し、風邪をひきにくくなったり、いろいろな疾患の予防につながったりします。
腸活のベースとなるのはバランスの良い食生活ですが、それに運動やセルフマッサージを加えるとさらに効果がアップします。運動はこまめに、なるべくウォーキングやジョギング、ヨガやストレッチ筋トレなど、毎日継続できるものをいろいろ組み合わせながら行なうのが良いです。腸活はなるべく早く、若いうちから心がけておけば、いつまでも若々しく健康でいられる可能性が上がると思います」
あなたも、腸内環境を良くするために、軽い運動を始めたり、食事を見直したりしてみてはいかがでしょうか。