ヘアカラーのQ&A・第1回

自分に合うヘアカラーは? 色選びのポイント【美髪プロに聞く】

自分に合うヘアカラーは? 色選びのポイント【美髪プロに聞く】

おしゃれにヘアカラーを決めたいものの、自分に合ったカラーのチョイスや、できあがりをイメージすることが難しいように思います。そこで、ヘアカラーに関する疑問を美容師で美髪のためのケアを追求する三谷遥さんに連載でお尋ねします。第1回の今回は、「カラー選びの疑問」について詳しく聞いてみました。

Q1 自分は「イエベ」「ブルベ」? 似合う色を選ぶには

三谷さん:顔の個性によって、より雰囲気が映えたり、合うなあと思ったりする髪色は異なります。選ぶ人の肌や瞳の色、顔立ちによって似合う色を「パーソナルカラー」と言います。

パーソナルカラーを表現する言葉としていま、「イエローベース(イエベ)」「ブルーベース(ブルベ)」という言葉が流行し、ファッション誌やウエブ記事でコスメや服、小物の色選びなどに活用されています。自分はイエベかブルベかを知っておくと、自分に似合う色がわかるというわけです。

イエローベースの特性は、血管がやや緑っぽい、手のひらが黄色やオレンジっぽい、肌のくすみが気になるなどがあります。一方、ブルーベースは、血管が青っぽい、手のひらが青やピンクっぽい、肌の血色がよくないのが気になるなどです。

そして、イエローベースの場合に似合う髪のカラーは、ブラウンやイエロー、オレンジ、カーキなどの暖色系がマッチするでしょう。ブルーベースの場合は、ピンクやパープルなどの赤み系の色を入れると、雰囲気が華やかになります。 

美容院で髪を染めるときは、美容院にある髪色や明るさを示すカラーチャートを見ながら選び、仕上がりの色味がどうなりそうなのかを美容師さんに相談しながら決めましょう。

また、実現したいスタイルがある場合は、美容師に具体的に、「夏だから軽くてさわやかに」や「ナチュラルで品があるように」、「カジュアルで柔らかいイメージで」など、季節や仕上がりのイメージを明確に伝えましょう。「就職活動がある」、「PTAの会に出席する」など近々イベントがあるなどの場合は、その場で周囲から好感度が高いと考えられる髪色をアドバイスしてもらうとよいでしょう。

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Q2 人気の「アッシュカラー」…老け見えする?

三谷さん:アッシュは青みがかかったグレー系で、くすんだ感じの色みです。シックで洗練された感じ、おとなっぽい、外国人風なイメージに仕上がっておしゃれ度が高いので、今人気があるカラーです。ただし、グレー系のため、個性や染めかたによっては「老けた」印象になることもあります。

アッシュカラー

アッシュの特徴であるグレー感を出したい場合、またファッション雑誌に掲載されているモデルさんのようにきめたい場合、美容院ではケアブリーチをしてからカラーをすることを勧められるでしょう。

ただしブリーチは髪にダメージが出ることが多いため、メニューに「ケアブリーチ」がある場合はそれを選びましょう。料金は美容院によりますが、一般のブリーチより\1,000~2,000ほどアップになると思われます。その分、実のところ、仕上げ後のきしみやパサパサ感はずいぶんとおさえられるでしょう。

ケアブリーチとは、髪のダメージを軽くするための特別なケア剤を導入して施術する方法で、
カラーだけでなくグレーカラー(白髪染め)にも活用できます。

一方、セルフカラーでもアッシュは販売されているので、トライしてみたい方も多いでしょう。その場合、自分でブリーチをしてからカラーをするとダメージがかなり強くなるので、前後のヘアケアを入念に行ってください。

ブリーチなしでアッシュカラーにセルフで染めて、『思うような色目にならなかった』とおっしゃる人も多くいます。髪質や髪の色によって染まり具合はさまざまです。悩む場合は、美容院で一度は体験しながら美容師に相談してみてはいかがでしょうか。

もとの髪の色が赤やオレンジっぽく、髪質がかための人がアッシュカラーをすると、赤っぽいベージュやブラウンに仕上がる場合があります。そこで、ブルー系の色味を加えるとアッシュが引き立つでしょう。

反対に、赤やオレンジの色味が少なくて柔らかい髪質の人は、理想のアッシュカラーに近づきやすいのですが、時間が経つと色が抜けて、老けたような印象になることもあります。そこで、紫系の色味を加えるとよいでしょう。

聞き手によるまとめ

ヘアカラーの際には、あらかじめ自分の顔や雰囲気、もとの髪の色、質などの特徴を理解しておくと、自分の個性に合った色の仕上げに成功しやすいということです。まずは鏡を見つめてセルフチェックを行い、自分の理想のヘアカラーをイメージすることから始めたいものです。

次回・第2回では、リタッチのコツについてお尋ねします。

(構成・取材・文 藤原 椋/ユンブル)

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