プライベートで地味に続けていたSNSがいつのまにか人気になって、今やそれが仕事になっている。そんな経験をする個人が少なくない今の時代。「職業:インフルエンサー」という人も続々と登場しています。まさに自分の「好き」を仕事にしているインフルエンサーは、時に羨望の的になることも。
でも、実際には、
そもそもインフルエンサーって何?
どうやったらなれるの?
本当に仕事としてやっていけるの?
と、知らないことばかり。
本日23時放送のAbemaTV「Wの悲喜劇 〜日本一過激なオンナのニュース〜」は「わたしを見て! インフルエンサー女子」がテーマ。トップブロガー、人気インスタグラマー、今注目のウェブライターなど、各ジャンルで有名となった女性たちをスタジオに呼んで、インフルエンサーのリアルに迫ります。
趣味:インフルエンサー
「2人目出産後に始めたダイエットの様子を、インスタのフォロワーをトレーナーに見立てて発信したのがきっかけ」
と話すのは、現在Ameba公認トップブロガーのMONA(モナ)さん。
今回スタジオに登場した3人の女性インフルエンサーに共通していたのは、趣味の延長としてSNSで発信をしていたこと。ひとりとして、SNSでフォロワーを増やして有名になってやるぜ!稼ぐぜ!という野心をもって始めた人はおらず、全員が好きでやっていたらいつのまにかファンが増えていたそう。
大学時代から各種SNSを使いこなし、現在はサイバーエージェントの社員として番組のPRやキャスティングをしているぴちゅさんも、「インフルエンサーは趣味」と言い切ります。ぴちゅさんが“盛った”自撮りをアップしてSNSで積極的に発信を始めたのはガリ勉だったと振り返る学生の頃。その意外すぎる動機も番組で明かされます。
外の世界に向けて発信するSNSですが、実際には、意外に内向きな理由からスタートしたインフルエンサーも少なくないようです。
どのくらい稼げるの?
インフルエンサーといえば、やっぱり「職業」として成立するほど儲かるの?というのが気になるところ。実際には、ぴちゅさんはSNSからの収入はゼロ、MONAさんも日中は仕事をしていてブログからの収入はお小遣い程度とのこと。インフルエンサーといえば、広告収入でガッポリ儲けられるじゃないの?という世間の印象とは裏腹の実情も、番組内で語られます。
企業から報酬をもらいながら、あたかも金銭のやりとりがないかのように商品やサービスを自身のSNSで紹介する「ステマ(ステルスマーケティング)」。問題視されるようになり、2015年に日本インタラクティブ広告協会(JIAA)がネイティブ広告に関して「広告枠には[広告][PR][AD]などの表記をする」「広告主体者を表記する」という推奨規定を出しましたが、インフルエンサーの中には依然として、自分がやっていることがステマと知らずに情報発信を続けている人も少なくないと言います。
SNSがキャリアチェンジのきっかけに
コンテンツがおもしろければ、今や誰でもインフルエンサーになれる可能性がある時代。SNSで発信を続けたことがきっかけで、思わぬ方向にキャリアが開ける場合も少なくありません。出演者の1人で、インスタグラムマーケティングを得意とするCOMPASS編集長の石井リナさんは、「もし、何か挑戦したい分野があるのなら、SNSで継続的に発信し続けることが重要です」と語ります。
「SNSの台頭により、新しい仕事に就いたり、個人で仕事をしたりできるようになり、キャリアが変わった人を多く見てきました。そうした人の共通点は、SNSやブログで自己発信を続けてきたこと。発信したものは、オンライン上に残り、その人の資産や信用となります。SNSを通して応援してくれた人たちから仕事をもらったり、メディアに取り上げられて話題になることで仕事につながったりしてチャンスを掴んだのです」
キャリアチェンジは、何も転職ばかりではありません。平日の日中は会社で働きながら、プライベートの時間でコツコツ続けたSNSがきっかけで、新しい道が見えてくる可能性もあるようです。インフルエンサーのリアル、本日23時から放送です。お見逃しなく!
(ウートピ編集部)
■番組情報
『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』
男子は見なくて結構! 男子禁制・日本一過激なオンナのニュース番組がこの「Wの悲喜劇」。さまざまな体験をしたオンナたちを都内某所の「とある部屋」に呼び、MC・SHELLYとさまざまなゲストたちが毎回毎回「その時どうしたのか?オンナたちのリアルな行動とその本音」を徹底的に聴きだします。「そんなことテレビで言っちゃっていいの?」…いいんですAbemaTVですからタブーに挑戦します。
放送日時:2017年8月23日(土)23:00~23:45
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