食事
美容家・岡本静香の「ゆる・楽・美容」第6回

好きなものを食べてOK!体型キープのための美容ロジック3つ

好きなものを食べてOK!体型キープのための美容ロジック3つ
<岡本静香の新・ビューティーロジック>
□食べてこそ人間!だけど量は胃袋と相談
□体重はただの数字 ボディラインを重視
□すぐに実行できる運動が長続きする

実際の美容家・岡本静香(おかもと・しずか)さんの体型は、ほどよいスリムさ、長い手足、すっと伸びている背筋と、女性からするとまさに理想。何をどうすれば、そのボディラインを保てるのか。365日ダイエットに悩むライターが読者を代表してインタビューしました。

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食べる回数より、食べる量が大事

ー「毎日3食きちんと食べる」と著書『ふつうに過ごすだけでキラキラ変身していく』
(ダイヤモンド社)にも書かれていましたよね。女優さんやモデルさん、美容家さんたちは皆さん同じことを言っていますが、最近は1日2食の人も多いですし、1日3食って食べすぎの域に入りませんか?

岡本:私は、食べる量が大切で、食べる回数はあまり問題ではないと思います。私、実家で生活していた頃、母親が出してくれる料理を完食していました。その量はなんと父親と同じ。食後はいつも苦しくて、1時間くらい寝ていないときつかったです(笑)。

その後、結婚して自分で作るようになった時に「あれ? こんな少量で満足できるんだ」と気づいたんです。そして食べすぎてしまうと、消化にエネルギーを使ってしまい効率が悪くなる。できれば食後にすぐ原稿を書けるような状態に持っていきたい、そう考えてから自然と量が減りました。同時にカラダも軽くなりましたよ。

ーそれは美にストイックな岡本さんだからこそ実行できるのではないかと……。

岡本:いや、私は「食べてこそ人間でしょ!」と思っています(笑)。これを食べたら太るんじゃないかとビクビクするよりも、不安は振り切っておいしく食べたい。でも胃袋には「苦しくなるほど食べてない? 食後に何も考えられず眠くなるほど、食べてない?」と時々聞くようにしています。

ーなるほど、「量」ですか。「重さ」を測る体重計には乗らないと聞きました。

岡本:はい。もう引っ越した時に手が届かないところへしまっちゃいました。(笑)毎日測っていた頃は、目から入ってくる数字に脳がいじめられていましたね……。せっかく朝起きて調子がよくてもたった500g増えただけで落ち込んで、食べたいものを我慢していましたし。

でもね、体重が減ってもヒップラインまで下がるくらいなら、意味がない。数百グラムをやせるよりもきれいなボディラインの方が圧倒的に大事ですから。なのでここ数年は、全身鏡でボディチェックは怠りませんが、体重計には一度も乗っていません。

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すぐに実行できる運動は長続きに

ー何か運動はされていますか?

岡本:自宅でYouTube を見ながらヨガでカラダを伸ばしたり、週2回はウォーキングをしています。

ージムや教室には行かないんですか?

岡本:ジムだと通わなくちゃいけないですよね、それがダメみたいで。あと歩いたり、カラダを伸ばすのは頭の中をすっきりさせるという目的もあるんです。ジムだと人が多いし、インストラクターさんに話しかけられちゃうから……気を使っちゃう(笑)。基本的にリフレッシュは一人で集中したいタイプなので、縁遠くなっているのかも。

ー食べる量とのバランスを考えると、今の運動量がちょうどいいと。

岡本:そうですね。ウォーキングは紫外線が弱くて涼しい時間帯を狙います。夏は明け方5時くらいで、冬は日中か夕方に歩きます。夏は起きてそのまんま、帽子をかぶって家を出ちゃうくらいの勢いです(笑)。これがすっごく大事で、ヨガもそうなんですけど、思いついたらすぐにできるようにしておきたい。これが長続きの秘訣なんだと思います。

ー普段からよく動く方ですか? やせ型の人はそんなイメージがあります。

岡本:ペタンコ靴の時は時間があれば、歩きます。でもヒールの靴を履いている時にわざわざスニーカーを持って外出したりはしません。荷物になって重いし、効率が悪いから(笑)。

ーやっぱり、岡本さんの美は“効率”に落ち着くみたいですね(笑)。

>>この連載は月曜・火曜に更新予定です。

撮影:竹内洋平

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