時間のない朝でも、疲れて帰宅した夜でも、ゆったり過ごしたい週末も、いつでも眺めているだけで癒されてしまう素敵な器が欲しい。そんな人におすすめしたいのが、陶芸家・鈴木麻起子(すずき・まきこ)さんの手がける青の器たち。どこまでも深く吸い込まれていくようなブルーに心洗われ、そのうえいつもの食事もパッと明るくなります。
2003年 陶芸家を志し、制作活動を始める
2006年 自身のブランド”Pot Bleu”を設立
2009年 “La Maison de Vent” (風の住む家)にブランド名を改名
公式ブログ:La Maison de Vent 愛する器たち
どんな料理と組み合わせても、鮮やかに映えるブルー
深く包み込むようなターコイズブルー。真っ白のシンプルな食器もいいけれど、キッチンにどこかアクセントを加えたい。でも、あちこちで出会うすてきな食器を買い集めていたら、いつの間にか一体感のないデザインの食器が集まってしまった、なんてことになっていませんか。キッチンのインテリアの差し色は、飽きのこない鈴木さんの器で揃えてみてはいかがでしょう。
インテリアに溶け込む凛としたたずまい
鈴木さんの器は、料理というアートを引き立てるフレームという立ち位置にはとどまりません。
すべての器は、花器として使用することも前提に造られていて、どんな植物とも相性はばっちり。立ち姿の美しさにもこだわり、インテリアに溶け込むように設計されています。
洗面所に持ち込めば、アクセサリーの一時置きや、コットン入れ、ソープディッシュにも。あなたなら、何を入れますか?
スタッキングもできて、驚きの軽さ
おしゃれな器を買ったけれど、形がさまざまなので、場所を取る……そんな心配もご無用です。鈴木さんの器は、どれも重ねて収納することができるように考えられています。しかも、とても軽いので、女性でもひょいと持ち運ぶことができ、高い戸棚にしまっても取り出しは楽々。「5枚重ねても女性が簡単に持ち運べる」ことを基準に制作しているのだそう。
その薄さが、丈夫さの秘密?
軽くて、とても薄い器と聞くと、普段使いには、壊れやすそうで気を使うのでは、と思いがちですが、厚さを均一にすることで、器に対する衝撃が分散され、見た目よりも丈夫。だけど、電子レンジだけは苦手なので、注意して大切にしてくださいね。
戸建てのような大きなキッチンがあれば、さまざまなサイズの鍋や、便利グッズだって取り揃えたい。けれど、残念ながら限られたスペースのキッチンの食器棚には、厳選したお気に入りだけを収納したいものです。
引き出物でもらった趣味に合わないお皿や、間に合わせで買った100円均一のマグカップをいつまでも使っていると、どこかわびしい気持ちに。洋服の断捨離も必要だけれど、食器棚も整理すれば、365日毎日使うものだからこそ、気分も上がります。
注目の若手陶芸家・鈴木麻起子さんの手による“女性に優しい”器たち。直接触れて、購入もできる展示会が予定されています。どんな作品がお目見えするかは、お楽しみ。たくさんのお客さんとの出会いのために、現在、鈴木さんは心を込めて制作に勤しんでいます。目にも優しいターコイズブルーの奥深さに触れてみては。
鈴木さんの作品は大人気のため、品切れになるのがとても早いようです。このチャンスをお見逃しなく!
《会期》10月14日(金) – 10月27日(木) 11:00 – 20:00
《会場》spiral market selection(東京都港区南青山5-6-23 スパイラル2F)
※販売は、なくなり次第終了
《会期》10月22日(土) – 10月30日(日) 12:00 – 20:00 *月曜定休日
《会場》Graphpaper(東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A/2D)
※販売は、なくなり次第終了
写真提供:Spiral Online Store
(はな)