キョウカの見事なストレート眉の秘密は?
こんにちは、アラフィフ作家のにらさわあきこです。
別人級のメイクテクを持つ二十歳の女子大生、姪のキョウカからノウハウを盗む(まなぶ)このコラム。前回から、流行りのストレート太眉を作るコツに迫っています。
私以上に「難あり」な下がり眉を持つキョウカなのですが、メイク後は見事なストレート太眉を実現。どう作り込んでいるかと探ってみると、秘密の一つはメイク以前の眉の処理方法にありました。キョウカは、ムダな眉毛を全て剃ってしまっていたのです!
その範囲たるや、私から見ると、「ムダ」の範囲を超えている……。
が、ムダというのは私見ですから、本人が「ムダ」と思えば、そこは「ムダ」。ムダでないと思えば、ムダじゃない。オバといえども、その辺は意見する領域ではないでしょう(たぶん)。
とはいえ、そこまで大胆に剃るとなると、どうやって剃っているかが気になりますよね。なんせ失敗したら、「剃り落とす」ことになってしまうのだから。
そこでキョウカに、「眉を剃るのに使っている道具って、何?」と聞いてみたところ、「アキコが持っているのと同じだよ」。
私は眉剃り専用のアイテムは持っていないのですが、剃り系では昔からパナソニックのフェイスシェーバーを愛用しています。

私が持っているパナソニックのフェイスシェーバー「フェリエ フェイス用 ES-WF41」。剃る部分は、結構幅広。
だけどこれって、剃る部分の歯が結構幅広なんですよ。これで、眉本体をケアするって結構デンジェラスのような。
「でも、小回りが利くタイプだと、一度にたくさん剃れないから、幅広タイプのほうが便利だよ」とキョウカは真剣に言うのですが、それってつまり、大量に剃っていること??
なお、フェリエは「眉剃り用」でもあるので、付属品としてまつ毛をガードするアイテムもついています。が、キョウカはそれを使ってないですし、メーカーの想定するムダ毛部分を乗り越えていると思うので、オバは心配しているのです。
とはいえ、キョウカが眉を剃る姿を目撃したことはないですし、そもそも道具も見たことがない。そこで、「いつ剃ってるの? 頻度は?」とさらに深堀りした結果、「剃るのは帰省した時だけで、そもそも最初の形決め以降はハサミを使ってケアしている」とニュー情報をぶち込んできました。
ハサミか……。
ハサミなら、私も眉を「形決め」する時や、日常のケア時に使っているけれど……。
では、キョウカはどのようにハサミを使っているのでしょうか?
詳しく聞こうとしたところ、「だけど、アキコって普段、すっぴんだよね。ほとんど眉がなくなっちゃうけど、いいの?」と確認されてしまいました。
つまり、ここから先の領域は、すっぴんでは外を歩けなくなるようなケアを行うということ??
そりゃあ、キョウカは素顔でもとっても可愛い顔ですが(←オバ目線)、私はたぶん……というか確実に、厳しいでしょう。
怖い……だけど、気になる
さあ、皆さまは、「理想の眉」を実現するために、普段の顔を「(ほぼ)無眉」で過ごすことができますか? それとも、メイク後を妥協して、「イマイチな眉」で過ごしますか?
メイクへの覚悟が問われる「禁断の領域」へは、次回は迫っていこうと思います。……続く!
●ここで次回を少々先取り!「キョウカの眉の作り方」
はーい、皆さま、こんにちは。アキコの姪のキョウカです。
ここからは、アキコに代わってキョウカがお伝えしていきますね。
アキコが紹介してくれた「キョウカの眉のケア方法」は、実際はこんな感じです。
ここまではわかってくれたかな?
キョウカは、ここからさらにハサミでケアするんだけど、詳しい方法は、次回お伝えしていくね。ということで、次回もゼッタイに見てね~! ……以上、キョウカがお伝えしました♪
●自己紹介
キョウカ
二十歳の女子大生で、にらさわの姪。専攻はメディア論だが、専門の勉強以上にメイクに時間と情熱を注いでいる。欲望にフタをしないタイプで、別人級のメイクを実現する。
にらさわあきこ
文筆家、時に美容研究家。美肌と美ボディ作りを追求していて、普段はノーメイク。著書は、『未婚当然時代』(ポプラ新書)、『婚活難民』(光文社)ほか多数。