キーアイテムは着圧ソックスとレッグウォーマー
コロナ禍で大きく変化した私たちの生活。気が付けば、在宅ワークの増加や行動範囲が制限されたことで、必然的に体を動かす機会が減ったうえ、オンタイムとオフタイムの区切りも曖昧に。その結果、生活のリズムにメリハリがなくなり、睡眠にも何かしら支障を感じるという声を聞くことも。さらに冬になると、足が冷えて寝付きが悪くなる、という人も少なくないようです。
そんなお悩みを解消し、質の良い睡眠のサポートとなるレッグウェアを、アツギやナイガイといった靴下メーカーが出しているのをご存知でしょうか? いずれも、医師や睡眠のプロのアドバイスのもとに開発されたものばかりです。
キーアイテムは着圧ソックスとレッグウォーマー。自宅に帰宅後、靴を脱いで足・指を解放したら着圧アイテムをはき、お風呂から上がったら、レッグウォーマーを履いて温もりを逃さないというのが基本のルーティーン。足が冷えると靴下を履いて寝たくなりますが、足裏を覆う厚手の靴下は、寝ている間の体温調節を妨げるため、足先のあいたレッグウォーマーの着用や湯たんぽの活用などがおすすめです。
では、それぞれのメーカーが展開するブランドとイチ押しアイテムを紹介しましょう。
“締めて”から“解放”を提案する、アツギのナイトウェアブランド
アツギのナイトウェアブランド「快眠ing」は、「1日の始まりは、夜眠りについた頃から始まる」とし、サーカディアンリズムから着想したアイテムを展開。いい睡眠に欠かせない副交感神経の働きを優位にするために、「締め付け」から「解放」へと、着用するもので切り替えることを提案しています。
●帰宅後は「締め付け」タイム。着圧ソックスにはき替えて疲れをリフレッシュ
太ももからふくらはぎ、足の甲までをカバーする65センチ丈のニーハイソックス。足首をもっとも強め、次にふくらはぎ、太ももと編み方の強さを変えることで、血流の流れを促し、スッキリさせます。
●入浴後は「解放」タイム。就寝に向かって皮膚をしっかり温めて
入浴後はナイトブラやリラックスできるショーツ、パジャマに着替え、脚にはレッグウォーマーを。睡眠時は体の深部体温を下げることが、脳とからだがしっかり休息する秘訣。皮膚が冷えると深部体温が下がり切らないので、睡眠時に皮膚を温めることが重要なのだそう。つまり足は暖かく、頭の深部の体温は低い「頭寒足熱」が就寝時の基本なのです。
●冷え症に悩む男性にもおすすめ、メンズ用着圧ソックスとレッグウォーマー
「冷え症」と聞くと女性特有の症状のように思われがちですが、実は男性にも悩む人が増えているといいます。この「締め付け」と「解放」のサイクルが睡眠にいいのは男性も同じ。着圧ソックス&レッグウォーマーを生活のリズムにぜひ取り入れてみてください。
「快眠ing」のHPでは、商品紹介のほか、医師や保健師の監修による「7つの快眠のコツ」などが紹介されています。
より良い睡眠をサポートする「極眠」と「NAIGAI COMFORT」のコラボアイテム
ナイガイが展開するのは、「ここちよさに包まれてねむる」をコンセプトとするパジャマブランド「極眠」と、心地よさを追求したレッグウェアブランド「NAIGAI COMFORT」のコラボレーション。より良い睡眠をサポートするための設計と、肌あたりにとことんこだわったストレスフリーのアイテムがそろいます。
●シルクとアンゴラを使い分け、特許取得の部分編みを採用
足首からふくらはぎ部分とかかとはシルク混素材、足の甲部分はアンゴラ混素材でできたトゥーレスソックス。足の側面など部分的に編み方を変えることでリラックスしながら眠りへと導く靴下です。
●肌にあたる部分はシルクを使用。乾燥する季節はとくにおすすめ
足首から上のレッグ部分は、肌側シルクの二重編み構造、かかと部分はシルク混素材を使用。シルクは吸湿・放湿性に優れ、肌の表面の湿度を適度に保つ、肌にやさしい素材。乾燥が気になる季節などはとくにおすすめです。
身につけていることを忘れそうなほど軽いレッグウォーマー
肌側シルクで、ふんわりガーゼ調の2重編みになっているレッグウォーマー。やわらかな編地でゆったり仕上げてあるので、とても軽く、身につけているのを忘れてしまうほど。アームウォーマーとしても活用できます。
「NAIGAI COMFORT」×「極眠」のHPでは、商品紹介のほか、睡眠コンサルタントによるアドバイスの動画などが紹介されています。