本格的な冬が到来して寒い日々が続いています。布団でぬくぬくするのが最高に心地よい季節とも言えますが、ユニクロが20~40代の男女を対象に行った調査では、44.9%と約2人に1人が「睡眠に不満がある」と回答しているという結果が。
快眠対策としては、「低反発まくら」や「高機能マットレス」など寝具を工夫するという回答が多かったほか、「寝る前にストレッチやヨガ」「自分でマッサージ」など、特別な道具を使わずに手軽に実践できる対策も人気があることが明らかになっています。
そんな中、ユニクロがストレッチ系Youtuberのオガトレさん、睡眠医療の専門医でスリープクリニック調布の遠藤拓郎院長と共同で開発した「快眠ウルトラストレッチ」動画を紹介。今夜からお風呂上りや寝る前にぜひ実践してみてください。
※具体的なストレッチの手順は動画をご覧ください。
“痛気持ちいい”で止める! お風呂上りと就寝前にストレッチ
動画で公開されている1つ目のストレッチは、お風呂上りに18分程度で行うもの。就寝の約1時間前に、ダイナミックに全身を伸ばして体温を上げることを目的としています。
具体的なストレッチの内容は、肘を床につけて脇の下や足、お尻、脇腹を伸ばすストレッチや、ひざ立ちの姿勢で内ももや脇腹を伸ばすストレッチ、床に両手をついてふくらはぎを伸ばすストレッチ、正座で前腕を伸ばすストレッチ、あぐらで首や上半身を伸ばすストレッチなど。これらは全身の筋肉をしっかりほぐしたい人におすすめとしています。
2つ目は、就寝の直前にベッドで9分間行うストレッチ。動画で紹介されているのは、手を床につけて脇の下を伸ばすストレッチや、ひざを開いて内ももを伸ばすストレッチ、横になった状態で上半身をねじって肩とふくらはぎを伸ばすストレッチ、仰向けの姿勢で手足を伸ばすストレッチなど。これらのストレッチは、手先や足先を刺激することで熱を放出しやすくする狙いがあり、体温を下げやすくして入眠を促すことを目的としています。
これら2つのストレッチのポイントは、体を伸ばす際に“痛気持ちいい”程度でとめること。軽い痛みや刺激は脳内ホルモンのエンドルフィンの分泌を促し、“幸せ感”を高める効果があるとしています。
一番の睡眠の邪魔はBad Image 快眠の秘けつは?
そもそも、人が眠くなるのはどのような時なのでしょうか。「ヒトは高い体温が急激に下がる時に眠くなります」と遠藤先生。「快眠ウルトラストレッチ」はこの特性を最大限に活かしたもので、体温をコントロールする2 種類のストレッチを開発。全身をまんべんなくほぐしつつ、排熱に重要な手足のストレッチを含んでいるのが特長です。
遠藤先生は「快眠ウルトラストレッチ」について、「1つ目のストレッチは大きく身体を動かして体温を上げ、2 つ目のストレッチは手先足先を刺激することで動静脈吻合と呼ばれるバルブを開き、熱を放出しやすくします」と医学的な見地から説明。
また、「一番の睡眠の邪魔はBad Image を頭の中に描くことです。ストレッチで軽度の痛み刺激を継続的に与えることは、快楽ホルモンであるエンドルフィンの分泌を促し、Bad Imageである『もやもやした気分』をGood Image である『明日への活力』へ変える効果があると考えられます。このストレッチは、睡眠の質を向上したいと願うすべての方におすすめです」と話しています。
360度伸びる! ストレッチ時におすすめのルームウェア
ユニクロでは、こうしたストレッチの際に着用するルームウェアとして、高い伸縮性を持つ「Wウルトラストレッチセット」を販売。360度自由自在に伸びるウルトラストレッチ素材を使用しているルームウェアで、どのような体勢でも生地が伸び、突っ張ることなく体にフィットするのが特長です。ほかにも「Wウルトラストレッチ スムースセット」や「Wウルトラストレッチ チュニックセット」、「Wウルトラストレッチ スムースパンツ」などをラインアップ。KIDS用やGIRLS用などもそろえています。
ストレスのない健康的な生活を送るためにも、睡眠は大事にしたいもの。今回ご紹介したようなストレッチをぜひ日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。