朝イチで「1日の代謝」を上げる方法 ベッドの上で1分体幹エクササイズ

「普段の生活を変えずに、代謝を上げたい……」そんなふうに考えちゃうことありますよね。だって、忙しくて運動する時間もないし、食べる量は減らせないし。でも、なんとかしたい……!
そんな女性の願望を叶えるべく、『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』(サンマーク出版)の著者であり、パーソナルトレーナーの佐久間健一(さくま・けんいち)さんに、思い立ったら即できる、「体幹リセットエクササイズ」をレクチャーしていただきました。
第2回は、「起床後に1日の代謝を上げる1分エクササイズ」です。
第1回:そんなにラクでいいの? 体幹リセットダイエットについて聞いてきた
起床時はみんな猫背になっている
——前回「1日1分を2週間続ける」というエクササイズの基本を教えていただきましたが、実際には「あ、気づいてたら忘れてた……」「面倒くさくなっちゃった……」という女性もいると思うんです(私のことですけど)。そこで、パッと思い出した時に、どこでも即実行できるようなエクササイズを教えてください。
佐久間健一先生(以下、佐久間):わかりました(笑)。では、起床後にベッドに座ったままできるエクササイズを教えしますね!
起床時って、だいたい脊中が丸まっている状態なんです。要は、肩甲骨が上がってしまい、外に開いてしまっているわけです。
——なるほど。寝ているだけで、猫背になってしまっているんですね。
佐久間:そうです。ですから、起床後に体のバランスを整えるためにやるべきことは、「肩甲骨を下げること」と「肋骨を上げること」の2つ。これがとても重要なんです。ではさっそく、エクササイズをご紹介しましょう!
「3秒キープ」を10セット
佐久間:このエクササイズはベッドの縁やイスに座った状態、もしくはあぐらをかいた態勢で行ってください。
①背中から頭のてっぺんにかけて体のラインが「斜め一直線」になるように座ります。この時、腰が反らないよう注意してください。
②この状態から、ゆっくり手を下から上に動かし、背中から手の指先までが、また「斜め一直線」になるように意識します。そしてこの状態を3秒キープ。その後、手をゆっくり下げます。これを10セットです!
——3秒キープを10セットなので、約1分あればできますね!
佐久間:この時、呼吸も意識しましょう。肩甲骨を下げ、助骨を上げると、背中が広がり、大きく息が吸えるようになります。呼吸が深いほど、血のめぐりもよくなるので、代謝が高まるんです。1日の活動が活発になりますよ。ぜひやってみてくださいね!
次回は、通勤中にできる、体幹リセットエクササイズをご紹介します!
(ウートピ編集部)