肌見せシーズンになると気になってくるのが二の腕。ノースリーブの服は「着ヤセ効果」があるから、ぜひ着たい。でも、この二の腕だけは出せない……。
そんなジレンマを抱える女性を救ってくれるのが1日1分でOKの「もみヤセ」。
マイナス20キロという自身のダイエット体験をもとに編み出した“もんでヤセる”方法が好評のダイエット美容家の本島彩帆里(もとじま・さおり)さん。
第4回は「二の腕」のラインづくりに効果的なマッサージについてお伝えします。
第1回:もみほぐして「痩せやすいカラダ」に
第2回:スキニーパンツが似合う太ももが欲しい
第3回:ヒップラインに危機感…「もみヤセ」でリカバリー
もんで硬いところは「お肉の溜まり場」
「マッサージをする前に確認して欲しいのですが、二の腕でも柔らかいところと、硬いところがありませんか? 硬いところはお肉が凝り固まっていることが多いです。ここも“グー”の手でグリグリとほぐして、柔らかいところはつまんで、脂肪をリンパ節へ流してあげてください」
(1)二の腕全体を“グー”でほぐして柔らかくしていきます。二の腕だけではなく、肩や脇もほぐしましょう。
(2) “グー”からつまみもみへチェンジします。肘から肩にかけて外側のラインをつまみながらもんでいきます。
(3)脇をほぐします。脇の下に4本の指を入れて、親指は外に。指で脇の下を挟むようにしてもみます。
(4)脇の裏側をもみましょう。親指を脇に入れて、2のつまみもみを繰り返します。
(5)腕を上げます。手を1の“グー”にして脇の下をダイレクトにほぐしましょう。
(6)ラストは二の腕全体を手で掴み、リンパ節のある脇の下へほぐしたお肉を流しましょう。
リンパ節が詰まっていたらもったいない!
「二の腕もみでもラストはリンパ節に流していますが、そけい部(太もものつけ根の部分)、ひざ裏、脇の下とリンパ節のある3か所は常に意識してもんで欲しいところ。リンパ節が詰まっていてはマッサージの効果も半減。二の腕に近い脇の下なら、“グー”にした手を挟んで、手を脇に押し当てるように腕を軽く動かすだけでもほぐれますし、ながらでもできますよ」
画像提供:『もんでヤセない身体はない 燃焼系 「美圧」マッサージ』(KADOKAWA)