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アメリカで人気!“スロージュース”って知ってる? スムージーに続く、美の効能

アメリカで人気!“スロージュース”って知ってる? スムージーに続く、美の効能

忙しい毎日を送る皆様のなかには、効率よく栄養豊富な食事をしたい、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? 

とくに、野菜、果物にはミネラルやビタミン、消化や代謝を助ける酵素など大切な栄養素が多く含まれているけれど、1日に必要な野菜の量350g。摂取するのは意外と大変なんですよね……。

手軽に多くの野菜や果物の摂取方法としてあげられるのが“スムージー”。高速回転ミキサーで食材を切り刻んでジュースを作る方法です。

とても簡単な一方で、1分間に8000~1500回転する金属刃によって摩擦熱が発生してしまうという、デメリットも……。栄養素の要となるビタミンや酵素は、熱に弱く、ジューサーの摩擦熱によっても、その成分が壊れてしまうのです。

そんななか、スムージーよりも栄養価が高いジュースを飲みたいという女性から注目を集めているのが“スロージュース”です。

スムージーよりお手軽な「スロージュース」

11月18日、スロージューサーメーカーのヒューロム(HUROM)がおこなった「スロージュースセミナー」では、スロージュースの特徴や冬にピッタリなスロージュースレシピを紹介。実際にジュース作りも体験しました。

スロージュースとは、1分間に40回転前後の低速回転スクリューによって、食材を圧縮しながら果汁を絞って作るジュースのこと。アメリカを中心に人気を博し、数年前からは、専門店や専用ジューサーが日本でも購入できるようになりました。

「スロージュース最大のメリットは、食材を搾るため摩擦熱が生じにくく、多くの栄養素を壊さずジュースにできる点。リンゴやニンジンなどの皮に多く栄養を含む食材も、皮ごとジューサーにかけるため、さらに高い栄養価が望めます」

そう語るのは、虎ノ門ヒルズにあるレストラン・Piroutteの小林直矢シェフ。同店では、期間限定でスロージュースをメニューに加えるなど、スロージュースの普及を積極的におこなっているレストランです。

また、スロージュースを作る過程で、食材の果肉は食物繊維と水分とに分けられて“搾りカス”が発生。このカスは、ただのゴミではなく食べられる食物繊維。カレーやクッキーなどに入れて食べればゴミも最小限で済む、とのこと。

「そのほかにも、ヒューロム(HUROM)のスロージューサー(約40回転/分)で搾ったトマトのスロージュースは、高速ジューサー(10000回転以上/分)で搾ったものに比べて、39%も多くビタミンCが含まれていることがわかっています」

手軽で栄養満点なスロージュース。ただ、気になるのがスロージューサーのお値段です。どうしても高速回転ミキサーに比べて少々お高いイメージがありますが、今では1万円代から購入可能なものもあるのだとか。

スロージュースの効果や価格も含めて、自分のライフスタイルに合ったものを選びたいですね。

次回は、手軽に買える、低価格のスロージューサーをご紹介いたします。

(真島加代[清談社])

監修:ヒューロム(HUROM

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