ドラマ『いつでも帰ってこれる場所』イベントレポート

アン・ボヒョン&トリンドル玲奈が「居酒屋」を語る!

アン・ボヒョン&トリンドル玲奈が「居酒屋」を語る!
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「ハイ!よろこんで」。コロナ禍以前、飲み会がまだ当たり前に行われていた時代に、皆さんも「庄や」の合言葉をマネしたことがあったのではないでしょうか。

このたび、株式会社大庄は、企業の原点である「庄や」が50周年を迎えることを記念して、小さな愛のドラマ『いつでも帰ってこれる場所』を制作。2022年11月15日(火)より、大庄オフィシャルYouTubeチャンネル『庄Tube』内にて無料公開しています。

本作で主人公を演じたのは、ドラマ『梨泰院クラス』の出演以降、人気沸騰中の俳優アン・ボヒョンさんと、バラエティー番組で見せる飾らない姿が好評を博す女優のトリンドル玲奈さんです。

コロナ禍のはじめに『梨泰院クラス』を観て、十数年ぶりに韓国ドラマにハマった筆者(36歳、ライター)。「アン・ボヒョンをひと目見たい!」というミーハー心を携えて、都内某所で行われた公開記者発表会に参加してきました!

アン・ボヒョンさん(左)とトリンドル玲奈さん(右)

居酒屋を舞台にした小さな愛のドラマ

一人ひとりの人生ドラマがあり、泣き、笑い、時には出会いや別れの舞台となるのが “居酒屋”という場所。『いつでも帰ってこれる場所』は、そんな居酒屋「庄や」を舞台に、生まれた国の違う2人の出会いと希望を描いた、8分6秒の小さな愛のドラマです。

本ドラマの総合プロデューサーであるNVRMND株式会社の太田創氏は、ボヒョンさんをキャスティングした理由について「居酒屋が舞台の『梨泰院クラス』を観て、ひときわ印象に残ったのがボヒョンさんだった」と話します。

『梨泰院クラス』でボヒョンさんが演じたのは、主人公と対峙する悪役チャン・グンウォン。横暴なのにどこか憎めない、哀しきヴィラン(悪役)を魅力たっぷりに演じ切りました。

コロナ禍以降、人々の足が飲食店から遠ざかってしまったのは日本も韓国も同じ。「それぞれの飲食店が以前の盛り上がりを取り戻すこと、そして外食の素晴らしさを伝える一つのきっかけとなるように」といった趣旨で出演をオファーしたところ、それならばと快諾してくださったそうです。

そんなボヒョンさんが本作で演じたのは、庄やの板前見習い。韓国では料理バラエティ—にも出演しているだけあり、割烹着でお刺身を切る姿もサマになっていましたね。

さりげなく温かい、トリンドルさんの心配り

そして、このドラマのもう一人の主人公を演じたのが、トリンドル玲奈さん。太田プロデューサーは「恋愛リアリティ番組で見たトリンドルさんの飾らない素の言動から、純粋に“癒し”を感じた。コロナ禍で頑張っている方々や飲食店の従業員さんに対して、ひと時の癒しを与えられる貴重な女優さんだと思いオファーした」と話します。

実はこの日、私が一番心打たれたのは、トリンドルさんの心配りでした。記者発表会の最中、司会の方がボヒョンさんの通訳を飛ばしてしまうちょっとしたトラブルが発生。その直後、トリンドルさんが「ボヒョンさん、いま何て言ったんだろう?」と、スピーカーをさりげなくボヒョンさんに戻したんです。機転のきいた発言も、やわらかなフォローも見事でした。

撮影時の思い出について聞かれたボヒョンさんも「言葉がわからなくても、玲奈さんとは俳優同士で通じ合える部分があり、楽しく撮影できました」と振り返ります。本作のメイキングを見ると、撮影時の和やかな雰囲気が伝わってきますが、きっと、トリンドルさんの癒し力が現場を支えていたのではないでしょうか。

アン・ボヒョンは「撮影の合間にお菓子をすごく食べていた」

撮影日に初めて会い、言葉はわからないながらも助け合いながら、キスシーンまでこなしたお二人。記者発表会のときにはすっかり打ち解け合っていて、俳優同士ならではの連帯感が生まれていたように感じました。

トリンドルさんは、撮影前に、ボヒョンさんが出演したドラマ『マイネーム:偽りと復讐』を観たそう。「お芝居が上手で、プロフェッショナルというイメージでした。背が高くて、顔が小さくて、お肌がきれいで、隣に並ぶの大丈夫かなと思いました(笑)」と、会う前の印象について語ります。

「撮影の合間にお菓子をすごく食べていたのに、スラッとしていて。どうやってキープしているんだろう……」と、撮影時のエピソードもポロリ。俳優になる前は、アマチュアボクシング選手として活躍していたボヒョンさん。自宅にもトレーニングマシンを置き、肉体づくりに余念がないというのは有名な話です。

それでも、ドラマ『ユミの細胞たち』の撮影時は少しやせてしまった様子。上半身を見せる撮影の前に一生懸命パンプアップする様子が、ドラマのメイキングカメラにばっちりおさめられていました。

画面に映り込むおいしい料理や空間も楽しんでほしい

記念ポスター

さて、本作の撮影が行われたのは、「庄や」赤坂店。台風が上陸して大雨が降る中、キャストもスタッフも、店舗従業員の皆さんも、長丁場で撮影に取り組んだそうです。「庄やの方々が本当に良くしてくださって。合間合間に料理を出してくださり、その温かさに助けられて長丁場をがんばれました」と、トリンドルさん。

上品な顔立ちのせいか、居酒屋に行くイメージがあまりないトリンドルさんですが、「居酒屋が一番好きっていうくらい行きます。おもに居酒屋です(笑)」とにっこり。仕事帰りに1人で居酒屋に行くこともあり、特にレモンサワーは飲み歩きをするほど好きだといいます。

一方のボヒョンさんも、居酒屋は「大好き」だそう。食べ物もさることながら、居酒屋の空間が好きなのだとか。赤坂店も気に入った模様で「居酒屋の空間やインテリアにフォーカスすれば、ドラマをより楽しく観られるんじゃないかと思います」と、見どころを伝えてくれました。

2人のサインの共通点は?

今後の活動について聞かれると、「いま韓国でドラマの撮影をしていて、来年にはドラマと映画が公開される予定です。日本のファンの皆さんにも、いつもやさしくしていただいています。近々、ファンミーティングができればいいなと思っています」とボヒョンさん。

トリンドルさんは「とても貴重な経験をさせていただき、きっと自分の力になったと思います。ドラマにも出てくる鶏チリという商品は、庄やさんの一部店舗でまかない飯として商品化されています。すごくおいしいので、皆さんぜひ食べに行ってみてください」と、PRも完璧でした。

記者発表会の最後には、ポスターにサインを入れるイベントも。「サインを入れてみてはどうでしょうか?」といった司会者からの促しに「ハイ!よろこんで」と答えるお二人。

サインを書き終えた後、「僕のサインにはハートが隠れていますが、玲奈さんのサインにもハートがあるんですね」と、ボヒョンさんが共通点を目ざとく見つけます。このポスターは、11月14日(月)から3ヵ月間、全国の「庄や」に掲示される予定だそう。ぜひ店舗に足を運び、ボヒョンさんとトリンドルさんの「ハート」を探してみてくださいね。

(文:東谷好依、編集:安次富陽子)

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