“スロージュース”で体ポカポカ 有名フレンチ店シェフが教える、冬にうれしいレシピ

食材に含まれるビタミンや酵素などの栄養成分を極力壊さずに、ジュースとしておいしく飲むことができるスロージュース。
前回は、さまざまなスロージューサーをご紹介しました。ただ、いざジューサーを購入しても、どんな食材をジュースにするべきなのか、少々悩みますよね。
今回は11月18日に実施されたスロージューサーブランド・ヒューロムによる「スロージュースセミナー」で学んだ、寒さに震える冬にピッタリな、カラダぽかぽかスロージュースのレシピをお届けします。
冬にぴったりな「陽性ジュース」
[材料](1人分/250ml)
・りんご(皮付き):2個
・白ニンジン:1本
・しょうが:10g
ジュースの名前にもなっている“陽性”とは、東洋医学における食材の分類です。体を冷やす「陰性食材」と、体を温める「陽性食材」に分類される、という考え方です。
「材料の白ニンジンは、寒い地域で作られたことで体を温めるビタミンEが豊富に含まれ、陰性にも陽性にも分類されない『中庸』のりんごは、体を冷やす心配もありません。
最後に加えるしょうがは“陰性食材”ですが、しょうがに含まれる辛味成分・ジンゲロールを加熱すると、体を温める働きをする“ショウガオール”という成分に変化します。陽性ジュースで冷え対策をするなら、電子レンジで温めたしょうがを使用するのがベターです」(小林直矢シェフ)
作り方
1.材料をよく洗う
2.りんごの芯と種を取り、ジューサーの投入口に入れやすい大きさ(1/8等分)に切る。
3.スロージューサーの電源を入れ、ジューサーの中で味を混ぜるためにりんごと白ニンジンを交互に入れる。このとき、搾りカスとジュースが分かれて出てくるので、排出口に専用カップを設置しておく。
4.最後に、しょうがをジューサーに入れて出来上がり! お好みでジュースにオリーブオイルを垂らすと、まろやかな味わいになります。
おまけ
ジュース作りの最中に出た、白ニンジンやりんごの搾りカスは、ホワイトチョコと一緒にクッキーの材料として再利用しても。さわやかなあと味と、チョコの甘味が絶品の手作りお菓子に変身します。
レシピを監修した小林シェフいわく、スロージュースを継続して飲み続けることで、肌のツヤがとてもよくなるとのこと。継続は美なり、なんですね。
(真島加代[清談社])
監修:ヒューロム(HUROM)