毎日料理を作る——。当たり前のようですが、細かく分けて見ていくと「栄養バランスなどに気を配り献立を考える」「家の収支を考えつつ、買い物をする」「手際良く食材の無駄なく、調理する」「賞味期限を考えて食材を使い切る」「片付ける」など、決してラクではないことが分かります。人によっては、家族の健康を預かっているというプレッシャーを強く感じている人もいるでしょう。
イラストレーターのアベナオミさんも、日々の料理に悩んでいたひとり。新刊『料理は妻の仕事ですか?』(KADOKAWA)では、同じように悩む2人の仕事仲間とともに、フードライターの白央篤司さんにアドバイスを求めることに。「自炊力」について改めて考えていきます。
今回は、特別に本書の一部を転載して紹介します。(この記事は、全4回の第3回です)
『料理は妻の仕事ですか?』(アベナオミ:著、白央篤司:監修/KADOKAWA)好評発売中