子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。
第87回目のテーマは、「2022年カレンダー」です。機能的で便利なものから、誰かにプレゼントしたくなるキュートなものまで、2022年版のおすすめカレンダーをご紹介します。
小物を“持って”くれるカレンダー
「MOTTE(モッテ) フックカレンダー」は便利なフックタイプで、鍵やマスクなどのちょっとした小物を“持って”くれるカレンダー。動物の手足を自在に折り曲げられる仕組みで、スマートフォンのスタンドとしても使えます。小物が散らかりがちなデスクの上で大活躍しそうなアイテムです。
動物の裏面は、貼ったりはがしたりできる吸着シート付き。動物は、トラネコやパンダ、シロクマ、ブタなどをラインナップしています。
商品名:「MOTTE(モッテ)フックカレンダー」(アートプリントジャパン)
価格:1,320円(税込)
領収書の整理にぴったり!
「ポケットカレンダー」はその名の通り、ポケットと一体化しているカレンダー。レシートや領収書の整理が簡単にできるので、家計簿代わりに使うのもよさそうです。私の場合は、思い出のカードやショップカードなどカード類の整理に使っています。
素材には温かみのあるクラフト紙を使用。絵柄は月替わりで、キャンプグッズや車、楽器などがカラフルに描かれています。
商品名:「ポケットカレンダー」(リュリュ)
価格:935円(税込)
季節の花が楽しめるカレンダー
「OMOSHIROI CALENDAR」は、使っていくとペーパークラフトが出現するメモが話題を集めた「OMOSHIROI」シリーズのカレンダー版。こちらのマンスリータイプは、季節の花と香りが楽しめるカレンダーです。紫陽花や桜、チューリップ、たんぽぽなど、カレンダーをめくると月ごとに日本の四季折々の花が現れる仕組みです。
素材は高級感のある紙仕様。香り付きのメッセージカードも付いています。プレゼントにもおすすめです。
商品名:「OMOSHIROI CALENDAR」(トライアード)
価格:3,800円(税別)
3カ月が一度にチェックできる!
手のひらサイズなのに、3カ月分の日付を確認できるカレンダーが「Re+g Triangular 2022」。三角に巻いたカレンダーをくるくる回すことで3カ月を一度にチェックすることができます。コンパクトな形状なので、卓上のわずかなスペースにも収まるのもうれしいポイント。必要な部分だけ切り離し、手帳に挟むなどの使い方も可能です。
数字は、手刷りのシルクスクリーン印刷を採用。カレンダーを留めるクリップは、100%紙でできた環境にやさしいペーパークリップを使用しています。
商品名:「Re+g Triangular 2022」(リプラグ)
価格:950円(税込)
まきの一言メモ
在宅勤務が定着したこともあり、デスク上にカレンダーを置くのが定番化して小型カレンダーが増えています。日付はさっとカレンダーで確認して、予定はスマホで管理するというように、カレンダーに予定を書き込むというよりは確認のために小型のカレンダーが人気を集めています。実用品というよりは雑貨感覚といったところでしょうか。カレンダーの売り場も拡大しているので、ぜひお気に入りのものを見つけて新年を迎えてみてはいかがでしょうか?