DJあおいさんと「仕事がデキること」について考えていく連載「私は仕事ができない。」58回目のボヤきは「30歳を過ぎて新しいことに挑戦するのは無謀?」です。
【今週のボヤき】
33歳の会社員です。この前、仕事で出会った人から「うちの会社で働かない?」と言われました。誘われた会社は新卒のときに入りたいなと思っていた会社なので、すごく嬉しかったです。その会社でしかできない新しいことにも挑戦できるので、最初は心が動いたのですが、いろいろ考えているうちに「今の会社にとどまるべきかも?」と思っています。
というのは、20代からキャリアを重ねてきて、今の環境でやっと自分がやりたいことをできている状況です。仕事で関わる外部の人ともいい関係を築けているので、その人たちと仕事ができなくなるのは悲しいです。
新しい会社に行ったら、新しいことに挑戦できるのですが、「もう30歳を過ぎているし、今更新しいことに挑戦するのは遅いのでは?」というひるんでしまう気持ちもあります。新しい会社に行った後の自分のイメージが描けなくて、迷っています。
挑戦をするなら「今」
新しいことをやるために遅すぎるということはありませんが、その可能性は年齢とともに削られていくものです。
つまり残りの人生で最も若い今の自分が一番可能性を秘めているということ。挑戦をするのなら今が最適ってことですね。
人というのは迷えば迷うほど「やっぱりやめておこう、、、」という保留癖が働きます。
そして時間だけを浪費してタイミングを逸し、現状に不満や不安が生じるたびに「やっぱりあのとき挑戦していれば、、、」と後悔をしてしまうのです。
何が不幸かって、やりもしないで捨ててしまった自分の可能性ほど後悔になってしまうもので、その後悔が多ければ多いほど自分を不幸にさせてしまうんですよ。
つまり不幸とは後悔をすることであり、幸せとは後悔をしないことなんですね。
成功することが幸せではないんですよ、後悔しないことが幸せなんですよ。
後悔しない道は勇気が必要な道、迷ったら勇気が必要なほうへ進むことが幸せへの近道ってことですね。
勇気が必要な道を選んだほうがいい理由
勇気が必要なほうを選んだからといって成功するとは限りませんが、後悔をしないことは約束できます。
なぜなら挑戦をすれば諦めることもできるからです。
諦めることは後ろ向きなことだと思われがちですが、挑戦もしないで諦めることはできません。
諦めることができるところまで挑戦できたことは、思っている以上に清々しいものです。
それは後ろ向きなことではなく前向きな決断、諦めることもできない場所に甘んじているほうが実は後ろ向きなことなんですよ。
最後まで諦めなかった自分を誇ることができますので、その挑戦に悔いは残らないでしょう。
若さの秘訣は「挑戦」
人はいつ老けるか知ってる?
やりたいことを年齢のせいにして逃げたとき、
人は老けてしまうものなのですよ。
若さの秘訣は挑戦よ。
生涯を若々しく生きたいのなら、
チャンスは決して逃さないように。