ワインと相性抜群♡ こんにゃくを使ったパーティーレシピ

ダイエットと美肌の強い味方、こんにゃく。わかってはいても、ついついレシピがワンパターンになるのが玉にキズ。こんにゃく料理研究家の和田久美(わだ・くみ)さんが、目からウロコの発想で、お洒落&美味しいレシピを教えてくれました。今回は、お酒好きの人にも嬉しい、おつまみレシピが登場します!
食べ過ぎも防げるこんにゃくレシピ
お酒の席では、ついついハメを外して食べ過ぎてしまいますよね。満腹感を与えてくれるこんにゃくで、上手にカロリーコントロールしましょう! 煮物や刺身こんにゃくだけじゃない、華やかなおつまみレシピをご紹介します。相性のいいお酒も一緒に教えちゃいます。
糸こんにゃくのフィデウア
フィデウアとは、カタルーニャ語でパスタ料理のこと。糸こんにゃくをパスタ代わりにして、見た目も豪華なパエリヤ風の一品を作りましょう。魚介のスープがしっかりしみ込んだ糸こんにゃくは絶品!
★相性のいいお酒:スパークリングワイン、白ワイン、ビール
材料(4人前)
海老 3尾
アサリ 6個
ムール貝 4個
帆立 3個
タマネギ 1個(みじん切り)
パプリカ 1個(薄切り)
にんにく 2片
魚介スープ 2カップ
オリーブオイル 適量
サフラン 1つまみ
塩、こしょう 少々
パセリ 適量
プチトマト 3個(飾り用)
作り方
[1]糸こんにゃくはさっと茹でてざるに上げる。魚介の処理をして、サフランをすりつぶしてお湯50ccで溶いておく。
[2]フライパンにオリーブオイルでにんにくを温め、タマネギ、パプリカ、細かく切った糸こんにゃくを汁気がなくなるまで炒める。
[3][2]を皿に移しておき、同じフライパンで魚介を炒める。
[4][3]を皿に移し、[2]をフライパンに戻す。魚介スープとサフランを入れて、塩で調味しながら、水分がなくなるまで煮る。途中で水分が少なくなったら、[3]を上にのせて、水分がほぼなくなるまで煮る。
[5]パセリとプチトマトを飾って完成。
水気がしっかりなくなるまで煮て、糸こんにゃくに味をしみ込ませるのがコツ
ちぎりこんにゃくとレバーの白ワイン煮
濃厚なレバーと、ワインの香りをしっかりこんにゃくに移して。レバーの下処理には甘酒を使うとより美味しくできます。甘酒がなければ、牛乳で代用してもOK。色は強くなりますが、赤ワインでも作ることができます。
★相性のいいお酒:ワイン(調理のワインに合わせて)、日本酒
材料(4人前)
鶏レバー 350g
白ワイン 150cc
水 80cc
醤油 25cc
蜂蜜 大さじ2
みりん 大さじ1〜2
生姜みじん切り 適量
甘酒 大さじ2
パプリカ(仕上げ用) 適量
作り方
[1]レバーは洗って血を取り除き、甘酒に漬けて1晩置く。
[2]鍋に白ワイン、水、醤油、蜂蜜、生姜、[1]、ちぎった板こんにゃくを入れ、強火で煮る。ぐつぐつ煮えたら、中火から弱火にして、水分が半分以下になるくらいまで焦げないように気をつけながら煮込む。
[3]パプリカをふりかけて完成。
パプリカの代わりに七味など和風スパイスをかけても美味しい
玉こんにゃくのフリット
カロリーの高いフリットも、こんにゃくなら安心。イカの風味でしっかりと下味を付けた玉こんにゃくは、食べ応えも抜群。でも、食べ過ぎには、くれぐれもご用心を!
★相性のいいお酒:ビール、白ワイン、スパークリングワイン
材料(4人前)
おつまみスルメイカ 3切れ
みりん 20cc
酒 20cc
醤油 20cc
お好み焼き粉 50g
炭酸水 100cc
揚げ油 適量
作り方
[1]鍋におつまみするめいか、みりん、酒、醤油、玉こんにゃくを入れ、落としぶたをして汁気がなくなるまで煮る。
[2]お好み焼き粉を炭酸水で溶き、[1]をくぐらせて、180℃に熱した油でカリッと揚げる。
今回は唐辛子入りの赤玉こんにゃくを使用していますが、何色のこんにゃくでも美味しくできます。
こんにゃくレシピでおうちパーティー
こんにゃくのおつまみレシピはいかがでしたか? 応用すれば、さらにレパートリーが増えそうですね。ダイエット中の仲間を集めて、こんにゃくパーティーをしてみるのはいかがでしょうか? ダイエットは、楽しく、気長に……が成功の秘訣ですね。
(レシピ監修:和田久美/text:山野井春絵)