小学生の頃から欠かさないストレッチ
睡眠の質のチェックからマインドフルネスのセッションまで世界中で数百万人のユーザーが活用しているスマートウォッチ「Fitbit」の秋の新製品発表会が9月21日、Google東京オフィス(東京都渋谷区)で開催され、モデルの山田優(やまだ・ゆう)さんが登場し、健康維持について語りました。
最近はFitbitを着用して睡眠の状態を管理しているという山田さんは「子供ができてから自分の時間を取ることが難しくなった。隙間時間を見つけて健康管理や自分の体の状況を見るように変化しました。隙間時間を使って運動する、ストレス発散するという方向に変わってきました」と明かし「ストレッチを小学生の時から欠かさずやっているのですが、続けることの大事さを実感しています」と力を込めました。
“点の健康管理”から“線の健康管理”へ
報道陣からの質疑応答コーナーでは、Fitbitが社会にもたらす変化について質問も。
Fitbit日本事業統括の千川原智康(ちがはら・ともやす)さんは「ウェアラブルディバイスで変わることはいくつかあります。主に二つ考えていることがあって、一つは“点の健康管理”。健康について考える機会は基本的には1年に1回で健康診断を受けるとき。スポットの健康管理です。でも、ウェアラブルディバイスを着用すると毎日継続して何らか健康について意識していくようになります。それがわれわれが“線の健康管理”と呼んでいるものです。点から線への切り替えは何げないようで大きな変化だと捉えています。
二つ目は、健康に向かっていくためには健康について意識する機会が増える必要があります。そんな変化をFitbitはもたらしてくれます。一人一人の変化が積み重なっていくと社会に対する貢献ができると考えています」と話しました。

Fitbit日本事業統括の千川原智康さん
同発表会には、Googleのアジア太平洋地域におけるFitbitのセールスおよびコマーシャル戦略の推進を担当しているサム・グァレラさんも登場。10日間のバッテリー持続時間で楽しく健康管理ができるエントリーモデル「Inspire 3」、フィットネスにフォーカスした「Versa 4」、1日を通じたストレス管理のために皮膚電気活動(cEDA)を測定する新しい機能・ボディレスポンスセンサーを搭載した「Sense 2」をお披露目しました。

会場の様子
(撮影:高嶋佳代)