目の疲れがひどい…すぐ押せるケアツボ3つ 鍼灸師が教える

目の疲れがひどい…すぐ押せるケアツボ3つ 鍼灸師が教える

リモート会議や映画のサブスク利用でパソコン、スマホのモニターを凝視する時間が長くなるこのごろ、とくに夕方以降に目の疲れを強く感じます。そこで鍼灸師の陽田志保子さんに、デスクやモニターを見ながらでもできる目の疲れをケアするツボを尋ねました。

目の周りの血流悪化、筋肉の緊張が原因

はじめに陽田さんは、目の疲れとそれによって生じる不調についてこう説明をします。

「パソコンやスマホのモニターを長時間見ていると、目の周りの血流が悪化し、目のピントを合わせる毛様体筋という筋肉が緊張して目にさまざまな症状が現れます。首や肩のこり、頭痛にもつながります。

できるだけ目の疲れを感じる前に、20~30分に一度はモニターから視線をはずしたうえで、目と眉の周辺のツボを刺激してください。目の周りの血流を促し、緊張をほぐして疲れを緩和しましょう。デスクワーク中でも押しやすいツボを3つ紹介します」

ツボ・晴明(せいめい)を刺激する

「晴明」の「晴」は目、「明」は文字どおり、明るい・照らすを意味します。目頭に位置し、ものがはっきりと見えるようになるツボとして知られています。目と周りの血流を促して筋肉の緊張をほぐし、疲れ、かすみ、充血を緩和します。鼻血や鼻づまり、鼻水にも有用です。

<ツボ「晴明」の位置>

両方の目頭と鼻の骨の間にあるくぼみ。左右にあります。

<刺激法>
手のひとさし指で、もむようにひと押し5~10秒ほどを3~5回くり返します。おや指とひとさし指で左右のツボをつまむ、指の腹でさするのも有用です。左右同時に行いましょう。

ツボ・瞳子髎(どうしりょう)を刺激する

「瞳子髎」の「瞳子」は瞳・目、「髎」は骨の角・くぼみの意味で、目のすみにある骨のくぼみのツボを示します。目の疲れやかゆみ、充血、頭痛のほか、目じりのシワの改善にも有用といわれます。

<ツボ「瞳子髎」の位置>

両方の目じりから、自分の手のおや指の幅の半分ほど、つまり数ミリ外側にあります。骨のきわのわずかなくぼみの部分です。左右にあります。

<刺激法>
手のひとさし指の腹で、気持ちよく感じる程度にもむようにひと押し5~10秒ほどを3~5回くり返します。左右同時に行います。

ツボ・攅竹(さんちく)を刺激する

「攅竹」の「攅」は集まる、「竹」は竹の葉の形に似ている眉毛を表し、眉のつけ根の毛が集まる部分を示します。目の疲れ、かゆみ、しょぼつき、腫れ、涙が出やすいなどに作用します。頭痛や頭重感、めまい、鼻づまり、鼻水の改善にも有用といわれます。

<ツボ「攅竹」の位置>

眉毛の内側のすぐ端。左右にあります。

<刺激法>
手のおや指かひとさし指で、気持ちよいと感じる程度に、もむようにひと押し5~10秒ほどを3~5回くり返しましょう。左右にあります。

聞き手によるまとめ

3つのツボを順に押してみたところ、目の周りがすっきりとして、頭のぼやっとした感覚も軽減されました。3つのツボとも目の近くにあるため、流れで押しやすく、いつでもさっと自分でケアができます。デスクワーク中や映画など鑑賞中の目の疲れにありがたい、覚えておきたいツボです。

(構成・取材・文 藤原 椋/ユンブル イラスト/ユンブル 転載禁止)

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