2月6日はお風呂の日! いつものトリートメントがサロン級の髪になるおうちテク

2月6日はお風呂の日! いつものトリートメントがサロン級の髪になるおうちテク

乾燥が激しいこの時期は、ヘアトリートメントを毎日使っても、すぐに髪がパサパサになると感じませんか? 保湿が追い付かないとヘアスタイリングも決まらず、気分も上がりにくいものです。

一方、サロンで行うトリートメントは髪のウルツヤ感をすぐに実感できますよね。

その理由は、実は単に商材が優れているだけでなく、トリートメントを塗布するワザに秘密があるのです。

今回は、長年にわたりトップヘアサロンを取材してきた筆者が、「これは使える!」と思ったトリートメントワザを皆さんに公開。自宅トリートメントでサロン級の仕上がりになれる、“保湿力を格段にアップするトリートメント法”について紹介します。

「多めに塗り込めばいい!」ではない。浸透力を高めるテクが重要

乾燥対策とはいえ、トリートメントをたっぷり塗るだけではあまり意味はありません。重要なことは“髪の内部にしっかりと成分を入れ込む”こと。そのためには、いくつかのステップが必要です。

例えば、ヘアサロンでスペシャルトリートメントをしてもらうと、シャンプー台で髪がツルンと潤う実感があります。このとき、美容師さんたちは栄養を内部に浸透させるために特別な手技を使います。この中で、私たちが自宅で簡単にマネができて、かつ効果もアップするおすすめワザがあります。

たっぷりのぬるま湯で髪を膨潤させる

シャンプーをする際、予洗いの段階で髪にたっぷりと水分を与えましょう。時間にして1分は行いたいところ。これは、シャンプーをすすぐときも同じで、泡をしっかり流すと同時に“髪そのものに水分を与える意識”をもつことが大事です。そのため、泡切りのすすぎに関しては、2分程度行うのがベストといえます。

理由は、水分をたっぷり与えると髪が膨潤するから。つまり、きちんとキューティクルが開くことで、後に使うトリートメントが内部に入りやすくなるのです。

この時、熱い湯は頭皮や髪を乾燥させる原因になるので40度以上は避け、ぬるま湯ですすぐことも大切です。

毛束を指に巻き付け、内部の水分を絞り切る

髪を膨潤させたことで、髪内部に水分が詰まっていますからこれを絞ります。

理由は、髪の内部に水分が詰まっているとトリートメントが入り込む場所がなくなってしまうから。髪を適当に4~6ブロックに分け、それぞれ指に巻き付けたら、反対の手で毛束を優しく握り水分を外へと出しましょう。乱暴に行うとキューティクルが傷ついてしまうので、あまり力を加えず丁寧に行うことがポイントです。

トリートメントは毛先~中間に向かってなじませる

適量のトリートメントを手のひらにのばしたら、ダメージが最も出やすい毛先になじませ、徐々に上へと塗布します。このとき、頭皮や根元にトリートメントがつくと髪がペタンとして、根元のふんわり感が損なわれてしまいます。また、生えたばかりの根元の毛は健康なのでトリートメントを塗布する意味はなく、頭皮にも余計な負担がかかることがあるので、塗らないようにします。その後、コームで中間~毛先をとかし、トリートメントを均一になじませましょう。

目の細かいコームを使うとトリートメントが落ちてしまうので、粗めのコームを使うことがポイント。なお、粗めのコームを取り入れるとムラ付きが防げて髪に均一な滑らかさが生まれます。バスルームにぜひ1本用意しましょう。

指の腹でトリートメントを中へ押し入れる

この段階でまた毛束を4~6ブロックに分け、指巻きにします。反対の手の指の腹を使って毛束を優しく押し、トリートメントを内部に浸透させます。これを各ブロックに行いましょう。すべてのステップが終了したら、ぬるま湯で洗い流します。

もっと浸透力を高めたい場合はこの状態で3分程度時間をおきます。タオルを巻いて加湿を高めるとより効果的ですが、基本のステップを踏めばトリートメントの浸透力はかなりアップしますから無理に行う必要はないでしょう。

ヘアサロンでも行うトリートメントワザは、洗い流したときに髪の内側がプクッ、表面はツルンとした感覚があるのが特徴です。よりその効果をキープするために、タオルドライの際は決して髪をこすらないように。頭皮の水分をタオルで吸い取ったら、髪はタオルではさんでポンポンと軽くたたいて水分を取り除きましょう。

普段使っているトリートメントでも、テクニックを覚えれば浸透力がググッとアップして冬の乾燥から髪を守ることができます。美髪キープのために、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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