仕事に行きたくない日は“自分を許す”
稲垣:仕事がイヤだと思うことはほとんどありませんが、週の後半になると、体力の問題で出勤するのがつらいことはよくあります(笑)。幸いにも当社(オークローンマーケティング)ではフレックス制度を採用しているので、会議など外せない予定がなければ、ゆっくり出勤するようにしています。例えば、録画したドラマを見て、のんびりしてから家を出るとか。頑張れないときは、そうやって「自分を許すこと」も大切だと思いますね。
戦国武将にテンションを上げてもらう
谷村:仕事に行きたくない日、もちろんあります。そういうときは、私も稲垣さんと同じで自分を許すようにしていますね。娘を少し早めに保育園に預けて、ママ友とおいしい朝ごはんを食べたり、大好きな歴史小説を読んで「戦国武将はこんな大業を成し遂げているのに、小さなことでめげていてはダメだ!」と自分を奮い立たせたりします(笑)。
「つらすぎるので明日は休みたい」と上司に正直に言う
簑田:頑張りすぎて燃え尽きかけた時に、働き方を見直すと同時に、上司に「つらすぎるので明日は休みたいです」と正直に伝えました。相談したことで、休みをとれただけでなく、その後も上司が気にかけてくれるようになって。それまでは問題を一人で抱え込んでいましたが、人を頼ることの大切さを知りましたね。周りにSOSを出すのはひとつの手だと思います。
仕事のプレッシャーには仕事で勝つこと
永井:会社に行きたくない理由にもよりますよね。単純に疲れたときは、みなさんが言うように少し休憩するのもいいでしょう。
でも、仕事のプレッシャーで憂鬱なときは、「仕事で勝つ」しかない。私は、そういうときは、寝る間を惜しんででも自分が納得いくまで仕事をすることで、乗り越えるようにしています。人間関係が理由のとき、人間観察をするつもりで、なぜこの人はこういう考えをするのだろうと客観視するよう心がけています。人事という職種から相手の態度を違う角度で考えて乗り越えるようにしています。
(構成:中島香菜、編集:安次富陽子)