【今週のボヤき】
あまり「スランプ」という言葉を使いたくないのですが、スランプに陥ってしまいました。今までスムーズにできていたことができなくなったり、仕事に集中できなくなったりと、仕事への意識が薄れているというか散漫になっているなあと思います。今まであった仕事への情熱がなく、「こうしたほうがいいよね」というアイデアも浮かびません。
今はそういう時期、と言い聞かせて最低限のことはやってなるべく落ち着いて日々を過ごすようにしていますが、これは他の人にもあることなのでしょうか? 心の持ちようを教えてください。
スランプは成長の証
スランプというのは成長過程には必ずあるものでして、スランプに陥ったということは今に至るまで成長を続けてきたという証であり、スランプになったことがないという人はまだスランプになるまで成長できていないということ。
まずはスランプになるところまでくることができた自分を褒めてあげましょう。
スランプ=横ばい
スランプというのは決して自分の力が落ちているわけではありません、正しく言えば「横ばい」の状態。
成長過程にあるときはやればやっただけ成長できるものでして、日進月歩で成長していく自分に手応えを感じています。
それが楽しくて嬉しくて、その手応えをモチベーションにして夢中になることができるのですが、ある一定のところまで来ると成長速度が落ちてきて、やがて横ばい状態になってしまうんです。
そうなるとやってもやっても手応えのない毎日になってしまい、今まで原動力にしてきた「成長することの喜び」というものがなくなり、集中することや努力を積み重ねることにストレスが発生してしまうんですね。
すると注意力が散漫になり今までしたことがなかったイージーなミスを連発するようになってしまったり、仕事に対する情熱を失ってしまったりするんですよ。
ストレスを解消する2つの手段
努力というものは成長過程にあるときは楽しいものなのですが、横ばいになってしまうとストレスになってしまうもの。
そのストレスを解消するための手段は2つ。
一つは努力をやめ今の自分に満足するよう自分自身に働きかけること。
自分の限界はここなんだと自分に言い聞かせて自分を諦めることですね。
そしてもう一つは手を替え品を替え見苦しくも努力を続けること。
無理やりにでも自分の成長でストレスを解消する手段です。
他人に勧めるのは前者ですが、自分がやるのなら私は後者を選びます。
その努力が必ず報われるという保証はどこにもありませんが、その努力が絶対に報われないという証明もどこにもありませんからね。
だったら私は自己責任で後者に賭けたいです。
どちらを選択するのかはあなた次第、もちろん自己責任でね。