みずから人生の決断をし、新たな働き方を見つけてきた「ウートピ」な女性たち。第一線で活躍する彼女たちですが、その仕事は子どもの頃からの夢だったの? 現在の職業と共通点はある? 忘れかけた子どもの頃の夢、教えてください。
「子どもの頃に描いていた夢は、なんですか?」
第二回目は、「この職業、性別関係ありますか?」に登場した春風亭ぴっかり☆さんです。数少ない女流落語家のぴっかり☆さん。男性ばかりの世界で精力的に活動する彼女の夢は?
しごと:落語家 こどものころのゆめ:ミュージカル女優
Q.子どもの頃、なりたかった職業はなんですか?
ミュージカル女優です。幼稚園に移動ミュージカル劇団が来て、「長ぐつをはいたネコ」を上演。あまりの楽しさに、ミュージカルのとりこになってしまいました。それからずーっと舞台が大好きです。もちろん今も!!
Q.その夢は実現しましたか?
小・中学生の時から宝塚歌劇団に通い、劇団四季や東宝ミュージカルも観てました。子どもなのでお小遣いも少なく、そう頻繁には通えませんでしたが……。高校卒業の時に本格的に勉強がしたくて、ミュージカルの専門学校へ入学。それから劇団に入って活動もできましたので、夢のスタートラインにはつけたのかな、と思います。その頃に落語に出会って衝撃を受け、そのまま入門してしまったのですが。
Q.今の職業と子どもの頃の夢に共通点はありますか?
はい! お客様に楽しんでいただく生の舞台。空気感や違いはもちろんありますが、共通点もたくさんあります。そういう意味では、夢見た場所に立てているのかもしれません。あ、落語家ですから「座っている」ですかね (笑) 。
Q.現在の夢はなんですか?
立派な真打。私の師匠のようにその場を明るくできる「ちび小朝」になること!
Q.子どもの頃の自分にメッセージをお願いします!
(編集部)