フィンランドの夏を満喫! サンナ・マリン首相おすすめの場所5選

フィンランドの夏を満喫! サンナ・マリン首相おすすめの場所5選

5年連続で「世界で最も幸福な国」*にランクインするフィンランド。ムーミンやサウナ、教育や福祉の充実、ワークライフバランスなどさまざまなきっかけで関心を寄せている人も多いのでは? 緑あふれる森や湖など豊かな自然もそのひとつ。

*国連が毎年発表する「世界幸福度報告書」において

このたびVisit Finland(フィンランド政府観光局)は、同国のサンナ・マリン首相が提案するフィンランドでの夏の過ごし方を紹介。さらに、フィンランドの首都ヘルシンキと、サンナ・マリン首相の出身地である湖水地方で、世界一幸せな国を体験できる場所5つを挙げました。

フィンランドの美しい自然を満喫

サンナ・マリン首相おすすめの夏の過ごし方は、「家族や友人とフィンランドの美しい自然を満喫できる森林や群島でアウトドアを楽しむこと」。太陽がほとんど沈まず、国の大部分がほぼ1日中明るいフィンランドの爽やかな夏は、のんびりとリラックスした時間を過ごすのにぴったりです。

この夏、フィンランドの首都ヘルシンキと、サンナ・マリン首相の出身地である湖水地方で、世界一幸せな国を体験できる場所は次のとおり。それぞれの場所についてVisit Finlandが解説してくれました。

ロンナ島 (Lonna Island)
スオメンリンナ島 (Suomenlinna Island)
ウーニサーリ島 (Uunisaari Island)
セイテセミネン国立公園 (Seitseminen National Park)
ヘルヴェティンヤルヴィ国立公園(Helvetinjärvi National Park)

フェリーで10分のサウナの島 ロンナ島

(写真クレジット:Visit Finland、Julia Kivelä、Jussi Hellstén)

「サンナ・マリン首相が現在住んでいる首都ヘルシンキには、海岸線に美しい島々が点在しています。首相のお気に入りの一つが、中央のマーケット広場からフェリーで10分のところに位置する、小さくてインスタ映えするロンナ島です。ロンナ島の木造サウナでは、フィンランドの伝統的なスチームバスを体験した後、バルト海に浸かってリフレッシュすることができます」

世界遺産に登録。スオメンリンナ島

(写真クレジット:Visit Finland、Emilia Hoisko、Julia Kivelä)

「ユネスコの世界遺産に登録されているスオメンリンナ島は、スウェーデン、ロシア、フィンランドと数多くの国を守った、8つの島からなる要塞の島です。マーケット広場からフェリーでわずか20分の距離にあり、6キロメートルに及ぶ要塞壁や博物館のほか、カフェやレストラン、250年以上の歴史を持つビール工場があります。また、海水浴やピクニックに適した居心地のよいビーチもあり、あらゆる年齢の子供が歴史に触れながら楽しむことができます」

太陽に照らされた小さな島々、ウーニサーリ島

(写真クレジット:Visit Finland、Kari Ylitalo、Mikko Huotari)

「サンナ・マリン首相のもう一つのお気に入りの島、ウーニサーリ(英語で『オーブン島』)は、ヘルシンキの海岸から船で2分のところに位置し、人気のカイヴォプイスト公園の近くにあります。ウーニサーリ島には、子供向けの遊具があるビーチや、近くのリウスカサーリ島とつながる橋があるほか、テラスのあるカフェからは、ヘルシンキの美しい海岸線を眺めることができます」

ハイキングでリフレッシュ セイテセミネン国立公園

(写真クレジット:Visit Finland、Julia Kivelä、Jussi Hellstén)

「サンナ・マリン首相のお気に入りの国立公園、セイテセミネン国立公園には、短いコースから緑豊かな森の中を歩く日帰りハイキングコース、沼地を覆う木製の歩道など、様々なコースが用意されています。また、国立公園の一部は、車いすやベビーカーでもアクセスすることができます。敷地内のネイチャーセンターでは、動植物などに関する情報を提供しているほか、カフェレストランではボリュームたっぷりのスイーツが味わえます」

その名は「地獄の湖」!? ヘルヴェティンヤルヴィ国立公園

「フィンランド語で『地獄の湖』を意味するヘルヴェティンヤルヴィは、何世紀も前から存在するフィンランドにある41の国立公園のひとつです。この人里離れた大自然の中でベリー摘みやキノコ狩り、そして海岸での魚釣りができるのは『エブリマンズ・ライト(自然享受権)』というコンセプトがあるためです。この権利によって、フィンランドに住む人、またはフィンランドを訪れる人なら誰でも食料を調達したり、釣りをしたり、適切な範囲で自然を楽しむ自由が認められているのです。画家のアクセリ・ガッレン・カッレラや詩人のJ.L.ルネベリなど、多くの有名な芸術家や作家がこの国立公園の壮大な景色にインスピレーションを得ています。公園はあらゆる年齢層の人が楽しめるようになっていますが、標高差があるため、難易度が高いコースもあります」

SHARE Facebook Twitter はてなブックマーク lineで送る

この記事を読んだ人におすすめ

この記事を気に入ったらいいね!しよう

フィンランドの夏を満喫! サンナ・マリン首相おすすめの場所5選

関連する記事

編集部オススメ

2022年は3年ぶりの行動制限のない年末。久しぶりに親や家族に会ったときにふと「親の介護」が頭をよぎる人もいるのでは? たとえ介護が終わっても、私たちの日常は続くから--。介護について考えることは親と自分との関係性や距離感についても考えること。人生100年時代と言われる今だからこそ、介護について考えてみませんか? これまでウートピで掲載した介護に関する記事も特集します。

記事ランキング