花粉症の不快感のツボケア/第1回

花粉症で鼻水ずるずる、くしゃみ連発…鼻の症状をケアするツボ集【鍼灸師に聞く】

花粉症で鼻水ずるずる、くしゃみ連発…鼻の症状をケアするツボ集【鍼灸師に聞く】

花粉症の季節、鼻水もくしゃみも止まらず、ティッシュが手放せません。セルフケアとして外出時でもできるツボ押し法があると聞き、鍼灸師で太子橋鍼灸整骨院(大阪府守口市)の丸尾啓輔院長に具体的なツボと指圧法について尋ねます。

鼻の粘膜に花粉が付着して鼻水やくしゃみが出る

はじめに丸尾さんは、花粉症による鼻の症状とツボケアについてこう話します。

「空中を飛び交う花粉が鼻の粘膜に付着すると、鼻の機能が異物を取り除こうとして反応し、鼻水やくしゃみが出ます。また、花粉の刺激で鼻の粘膜が炎症を起こし、腫れて鼻づまりになることもあります。

このあと紹介する鼻水やくしゃみをケアするツボは、花粉症のシーズン以外でも、寒暖差アレルギー、鼻炎、風邪などによる鼻の症状にも有用です。

顔にあるツボはこすらず、強く押さないようにしましょう。ツメを立てずに押しやすい指の腹でそっと刺激し、ひと押し5~10秒ほどを3~5回くり返します。くるくると小さな円を描くように軽く回すのも良いでしょう」

鼻の症状をケア…鼻のまわりのツボ4つ

どのツボも鼻の付近にあり、鼻水やくしゃみ、鼻づまりのつらい症状を緩和します。

・迎香(げいこう)
小鼻のすぐ外側。左右にあります。その名の通り「香りを迎える」というツボで、鼻の症状の特効ツボとして知られていまです。

・鼻通(びつう)
小鼻のすぐ外側から少し上がったところ、小鼻の付け根にあるくぼみ。左右にあります。

220332_迎香_鼻通ツボ

・巨髎(こりょう)
鼻の穴から水平にひいた線と黒目から真下におろした線が交わるところ。左右にあります。

・禾髎(かりょう)
鼻と口のあいだにある溝(人中溝)の真ん中からおや指の幅半分ほど外側。鼻の穴の下。左右にあります。

220332_巨髎_禾髎ツボ画像

頭部にある鼻の症状ケアツボ2つ

・曲差(きょくさ)
目頭から真っすぐに上がったところと髪の生え際が交わる部分。左右にあります。ひとさし指かなか指で軽い円を描くようにくるくると回しながら押します。鼻のつらい症状を緩和する特攻ツボであり、目の疲れ、頭痛、めまいにも作用します。

名刺おもて-アウトライン

・風府(ふうふ)
後頭部にあります。体の中心線上で、髪の生え際からおや指の幅1本分あがったところ。頭を少し下げ、指で後頭部をかかえこむようにして、左右のおや指を重ね合わせて上に向かって押します。頭痛や頭重感、全身のだるさにも作用します。

220332_風府ツボ

足にある鼻の症状ケアツボ2つ

・崑崙(こんろん) 
外くるぶしのすぐ後ろのくぼみ。左右にあります。足首をつかんでおや指でこね回すように押しましょう。めまい、肩こり、頭痛、足の痛みや冷えにも作用します。

220332_崑崙ツボ

・飛揚(ひよう)
外くるぶしからおや指の幅7本分上がり、さらにおや指の幅1本分をふくらはぎに向かったところ。または、ふくらはぎの筋肉が盛り上がりはじめるところから外側に、おや指の幅1本分ほど斜め下。左右にあります。ふくらはぎをかかえるようにつかみ、おや指で回すように押します。めまいやのぼせ、足の痛みやしびれ、こむら返りにも作用します。

220332_飛揚ツボs

聞き手によるまとめ

試してみたところ、鼻水のずるずる感や、くしゃ前後のムズムズ感が緩和されたように思います。いつでもすぐにできるセルフケアとして、鼻、頭、足のツボの位置を覚えておきたいものです。

(構成・取材・文 藤原 椋/ユンブル)

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