LINEは、同社が運営するスマートフォン用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」にて、日本全国の男女を対象に、好きなおでんの具や、どんな時におでんを食べるかなどについて調査を行いました。
調査の結果、好きなおでんの具として「だいこん」「たまご」が上位にあがったことなどがわかりました。調査結果を抜粋して紹介します。
エリア別の人気は?
一般的なおでんの具のなかで、好きなものを5つまで選んでもらいました。まず、「おでんを食べない」という人は全体で1.6%と少数派で、ほとんどの人がおでんを食べていることがわかりました。
おでんの具、全体のTOPは「だいこん」で6割超、2位は「たまご」で5割超でした。全体3位は「餅入りきんちゃく」、4位は「牛すじ」という結果になりました。
次に、北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州/沖縄のエリア別にみてみると、どのエリアでも「だいこん」「たまご」がTOP2と圧倒的な人気です。
また、「しらたき / 糸こんにゃく」は東北で36%ともっとも高く、「ちくわぶ」は関東で2割超となり唯一5位以内にランクイン。他のエリアと比べて高い割合でした。また、関東以北では「はんぺん / 黒はんぺん」の割合が高くなっていました。
一方、近畿以西では「牛すじ」が4~5割台と高い割合で人気です。「こんにゃく」は四国で4割超と割合が高くなっています。
また、5位以内には入らなかった具も、エリア別の特徴がみられました。「厚揚げ」は近畿以西で割合が高めで、「じゃがいも」は近畿、「がんもどき」「豆腐/焼き豆腐」「つぶ貝」は北海道で割合が高くなっていました。
おでんは「おかず」
おでんを食べる人に、「おかず」「主食」「おやつ」のうち何用としておでんを食べることが多いかを聞きました。
全体では、「おかずとして」おでんを食べるという人の割合が57%で、もっとも高くなっています。年代が上がるにつれて割合が高くなっており、10~20代では5割前後ですが、50代では6割超となっています。
男女別では共に「おかずとして」食べる人が6割弱と高いものの、「主食として」食べる人の割合は女性のほうがやや高くなっており、特に10代女性では約5割でした。また、10代男女では他の年代と比べて「主食として」食べる人の割合が高くなっていました。
また、おでんを食べるシーンにおいてもエリア別の特徴がみられ、「おかずとして」食べる人の割合は、東北・四国で6割超と高い割合でした。「おやつとして」食べる人の割合は、北海道が約1割で他のエリアに比べてやや高めの割合。「主食として」食べる人の割合は、近畿・中国で4割超となりました。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年12月7日~2021年12月8日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります