「ストップ! ザ・段差」がくびれメイクの大原則
今年の春夏ファッションで人気アイテムに急浮上したのが、サッシュベルト。今年っぽいスタイリングのアクセントとして、「すでにゲット済み!」という方も多いかもしれませんね。
ルーズなシルエットが多かった昨今、サッシュベルト&フレアスカートというウエストをマークするシルエットは、とても女性らしく新鮮に感じられました。ただ、この流れはサッシュベルトに限った一過性のものではなく、秋に向けてもウエストを中心とするボディラインが強調されるアイテムの人気が続きそうな気配。ハイウエストのデニムスカートなどは、その代表と言えるでしょう。
そうなってくると、がぜん気になるのがウエスト回り。お腹が隠れる服や、ウエストがゴムになっているボトムばかりを着ていたら、いつの間にかウエストが1サイズ、いや2サイズアップしていて驚愕、「私の“くびれ”はどこ!?」なんてことも。
エクササイズして、ウエストを絞る時間も手間もない時は、まず下着で、くびれメイクにトライ。マストアイテムはガードルですが、ウエストがやや高めのもの、あるいはハイウエストものを選ばないと、肝心のウエストラインにおニクがのってしまうという悲劇になるので要注意。
手軽に整えたいならウエストニッパーが便利ですし、上半身全体をカーヴィーなボディにメイクしたければボディーシェイパーを選べば完璧。言うまでもなく、くびれたウエストラインは女性らしさの象徴。ぜひ、下着という秘密兵器を使ってアピールしてくださいね。
おニクをはみ出さないから“ハミデンヌ”!
この商品が発売された時、その巧妙な商品名に思わず膝を打ちました(笑)。おニクがはみ出やすいウエストまわりには“ハミデンヌテープ”を配してすっきりさせ、下腹は特殊な二重設計になっている“ハラデンヌシート”でしっかり押さえるという仕組み。
ちょっと高めのウエスト丈というのがはみ出さないポイントで、さらにめくれにくい設計になっています。これで、おなかまわりのハミニクとお別れしましょう!
ハミデンヌ・ロング 4200円〜/ウイング(ワコール)
さらにストイックに攻めるなら、ハイウエストガードル
「バスト下から太ももまで、ガッチリシェイプしたい」そんな方には、このハイウエストタイプのガードルを。一見ハードに見えますが、“毎日着けたい着心地”を追求したとあって、窮屈感はありません。
そもそも「洋服を着た時のシルエットが美しく見えるインナーを」というのが、このブランドスタート時のコンセプト。補整下着にはめずらしい優美なレースやカラーリングも魅力です。
ハイウエストロングガードル 12000円/リュクサージュ(ブルームリュクス)
手軽にピンポイント補整できる、ウエストニッパー
まるで腹巻きのように、下からはいてウエストラインを整えるウエストニッパー。身生地の裏に、パワーネットが裏打ちされていて、お腹と腰まわりをほどよくシェイプします。「あれ!段差ができてる……」そんな時にスルッとはけばOKという手軽さなので、1枚あると便利。お腹まわりをサポートすることで、自然と姿勢を意識して背筋が伸びる、そんな効果も期待できます。
ウエストニッパー 4200円/シェイプセンセーション(トリンプ・インターナショナル・ジャパン)
上半身すっきりのシェイパーでメリハリボディに
バスト脇から背中にかけての脇肉をキャッチして、美胸をキープ。お腹まわりもパワーネットを裏打ちしてシェイプ。そんな、上半身をすっきりまとめてメリハリボディを作ってくれるシェイパーです。このシェイパーは、表素材のサテンネットも裏布のチュールネットも綿混の上質素材なので、肌あたりが柔らかく身体全体を優しく包み込む感じ。「普通のブラではワイヤーが痛い」「後姿の段差が気になる」そんな方にもおすすめです。
コットンメイク ボディーシェイパー 9800円/美人工房(ブルミエ)
ボディメイクする下着は素材の進化も縫製の技術も日進月歩と進み、“補整=窮屈”という考えは過去のものに。もちろん“ラクチン”とは言えないけれど、程よい緊張感も美しいボディラインづくりには必要かも。さわやかな顔で“くびれ”をアピールして、この夏は女っぷりを上げてくださいね!