子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。
第97回目のテーマは、「ミニフォトプリンター」です! 日々の記録や、手帳やノートを楽しくカスタマイズできる注目のアイテム。おすすめのミニフォトプリンターをご紹介します。
空間に絵が描ける、スマホプリンター
スマホの写真をチェキプリントできる、富士フイルムのスマホプリンター「instax mini Link 2」。
専用アプリを使って、空間に絵や文字を描くことができる空間描画機能「instaxAiR」を新搭載。スマホと接続した「Link 2」の側面にあるLEDを動かすことで空間描画できるほか、専用アプリの画面上に指で直接、絵や文字を描くことも可能です。
また、「instaxAiR」を使用して描画する様子を動画として記録し、QRコードにしてプリントすることもできます。さらに、「プリント画像保存機能」を使用すると、instaxプリントのフレーム付きで動画データを保存でき、SNSに簡単に共有できるので楽しみ方が広がります。
ボディカラーはソフトピンク、クレイホワイト、スペースブルーの3色。
商品名:“チェキ”「instax mini Link 2」(富士フイルム)
価格:オープン価格
100通りの写真表現が楽しめる!
“チェキ”「instax mini Evo」は、モニターを見ながら撮影し、好きな画像を選んでプリントができるハイブリッドタイプのチェキ。多彩なエフェクトを組み合わせることで100通りの写真表現が可能になっているほか、スマートフォン内の画像をカメラ本体に送信してプリントすることもできます。
高級感あるクラシックなデザインもおしゃれで、外出のお供にしたくなるアイテムです。
商品名:“チェキ”「instax mini Evo」(富士フイルム)
価格:オープン価格
わずか177グラム!
キヤノンから新たに発売された「iNSPiC PV-223」は、スマートフォン専用のミニフォトプリンター。手のひらサイズで重さもわずか177グラムと軽く、スマートフォンと一緒に持ち運びがしやすいのが特徴です。
専用アプリをインストールしたスマートフォンから簡単に印刷できる仕組みで、フォトペーパーは裏面がシールになっているので、手帳やノートに貼って楽しめます。

着せ替えも楽しめる!
色はピンク、ブルー、ホワイトの3タイプをラインアップ。表面プレートの着せ替えが可能で、用紙やポーチなどとのセットも用意しています。
商品名:「iNSPiC PV-223」(キヤノン)
価格:16,830円(税込)
グラデーションもキレイに表現!
質感や色にこだわる人におすすめなのがワイヤレス型プリンター「SELPHY SQUARE QX10」は、熱でインクを気体にしてプリントする“昇華型熱転写方式”を採用しているのが特徴。色合いがなめらかで、肌の質感や空や花のグラデーションがキレイに表現できます。
また、オーバーコート仕上げになっているのも独特の工夫。写真を水や汚れから守り、色にじみや色あせも防止するため、キレイな状態が長持ちするのが魅力です。色はホワイト、ブラック、ピンクをラインアップしています。
商品名:「SELPHY SQUARE QX10」(キヤノン)
価格:18,480円(税込)
まきの一言メモ
ミニフォトプリンターは手帳好きな人たちの間でもはやっているアイテム。食べ物や旅行、子供、ペットの記録で使っている人が多い印象です。それぞれのライフスタイルや用途に沿ったミニフォトプリンターをご紹介しましたが、個人的には、追加でインクやフィルムを買いやすく、万が一、壊れたときも気軽に問い合わせしやすい国産のメーカーがおすすめです。