ドライヤーの使い方で変わる! ふわ&ツルンの極上ヘアの作り方

ドライヤーの使い方で変わる! ふわ&ツルンの極上ヘアの作り方

普段なにげなく使っているドライヤーですが、ただ髪を乾かすだけのツールと考え、簡単に済ませていませんか?

例えば‟髪にまとまり感がない”や‟トップがペタンとする”などの悩みは、ドライヤーの使い方次第で意外と簡単に解決できます。逆を言えばドライヤーの扱いを間違えると、髪はパサついたり、うねりや広がりが生じてしまいますから正しい使い方を意識したいところ。

特に大人世代のエイジング毛の場合、丁寧に髪を乾かさないとダメージは増える一方です。

そこで今回は、大人の髪にツヤと自然なふんわり感を与えるドライヤーテクニックについてお話しします。

濡れ髪を雑に扱うと、キューティクルがダメージを受けてバサバサ髪に…

例えばシャンプー後の半乾きの髪は、そのまま放置すると頭皮の乾燥が進んだり、ニオイの元になるだけでなく、髪そのものも大きなダメージを受けてしまいます。というのも、濡れた髪は外側を覆う「キューティクル」が開いた状態。本来、キュッと閉じていれば髪の内部を守る働きがありますが、開いていると内部の栄養も流れやすく、摩擦や紫外線などの外的刺激ももろに受けてしまいます。

また、うろこ状のキューティクルがバサッと開くことでツヤを失い、触り心地もパサパサとした質感に……。なにひとつ、いいことはないのです。

なので、タオルドライ後はドライヤーできちんと髪と頭皮を乾かすことが大事です。ただし、キューティクルが開いた状態の濡れ髪を適当に乾かしていたら、全く意味がありません。

うろこ状のキューティクルを整えるイメージでドライ

頭皮や根元側を乾かす際、髪をかき分けながら乾かすこともありますが、その後は根元から毛先に向かって‟上から”ドライヤーの風を当てましょう。一般的には45度くらいの角度がよいと言われています。こうすることで、キューティクルのうろこがきちんと整います。

また、ドライヤーの前にアウトバストリートメントを塗布することも重要で、熱から髪を守る働きがあります。というのも、ドライヤーの熱は100度前後。アイロンで髪がバサバサになった経験がある人はわかると思いますが、高すぎる温度は髪のたんぱく質が熱変性を起こして硬くなるため、キューティクルが剥がれやすくなるのです。

アウトバストリートメントで髪を守ると共に、ドライヤーは髪から30センチほど離して乾かすことがポイントです。

トップの立ち上がりと毛先のまとまりを作るテクニックとは?

ここからは、具体的なスタイリングについてお話しします。

大人世代の場合、一番多い悩みが「トップはペタンとするのに、中間がうねって毛先が広がる」というもの。

加齢により髪痩せが生じたり、あらゆる刺激によってパサつき感が出やすいことで全体のシルエットにまとまり感がない……というトラブルはとても多いようです。

『N°anfeel*shibuya』(東京都渋谷区)のヘアスタイリスト、YUTOさんによると「よく見られるのが、濡れた髪のまま最初からブラシを入れて乾かす方法。これだと根元をつぶしながら乾かしてしまうので、仕上がりは動きのないペタンとした印象になりがちです。トップを立ち上がらせるためには、まずは手ぐしを使ってオールバックで乾かしましょう。この時点で9割ほど乾かすことがポイントです。次に顎を下げ、つむじより前の髪をフロントに向かって乾かします。根元から毛先に向かって手ぐしを入れながらドライヤーを当てましょう。これだけで根元がふんわり起きて、キューティクルも整うのでツヤ感も出てきます」

その後はシルエットを整えていくのですが、そのポイントは?

「少しテンションを加えながら、優しく引っ張るように手ぐしを入れてドライヤーを当てます。気になるゆがみも取れて、ツルンとまとまりのある毛流れが作れます。あと、大人世代は前髪がペタンと張り付くと地味に見えやすいので、最後に前髪の根元に向かってドライヤーの風を‟下側”から入れましょう。おでこが熱くならないよう、弱風や冷風でも構いません。このワンプロセスで前髪の根元がフワッとして奥行きが生まれるため、明るい印象になれますよ」(YUTOさん)

以上のように、きちんとした髪のドライ法を覚えるとキューティクルの扱いも丁寧になるため、髪の引っ掛かりがなくなる他、ヘアカラーや白髪染めの褪色防止にもつながります。

ドライヤーはシルエット作りをするだけでなく、ケアとしての側面があることが理解できますね。

きれいなヘアスタイルを作る、自宅ドライ法をおさらい

①ざっくりと前髪をドライ

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前髪は扇状に左右に動かしながら根元を中心にドライします。手ぐしで根元側を優しく引っ張りながら行うと、クセがとれます。

②トップからオールバックで乾かす

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前髪以外はオールバックで乾かします。根元から毛先に向かってしっかり乾かすことで、ふんわり感に差が出ます。

③トップを前に垂らす

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次にオールバックとは反対方向に、フロントに向かって毛束を垂らします。この状態でドライ。手ぐしを入れながら根元から毛先に向かって乾かすと、髪のキメが整ってツヤ感が生まれます。

④手ぐしで毛流れを整える

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その後、いつもの分けめや毛流れに沿って整えます。手ぐしで少しだけテンションを加えながら乾かすと、髪のクセやゆがみもとれてまとまり感が上昇。

⑤前髪に風を送ってふんわり!

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前髪の根元に向けて、ドライヤーの風を左右に振りながら当てます。空気を入れるように行うと根元がほんのり立ち上がり、ふんわり感が出ます。

⑥完成!

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毎日使うドライヤーですが、正しい使い方をマスターすると「頼れる美容ツール」として大活躍します。この先の髪を美しくキープするために、ドライヤーのメリットを最大限に生かしながら使いこなしてくださいね。

YUTO2s■お話をうかがったのは…

YUTO
number anfeel* shibuya渋谷駅店 トップスタイリスト。顧客単価グループ1位。storageのブランディング素材の撮影全般も担当。美容専門学校を卒業後、ヘアサロンに就職するも、国家試験に落ちてしまい、アシスタントしながらアルバイトをしていた時も。銀座、表参道などで経験を積み、自分でお店を開きたいと思い、storageに入店。

(取材・文:小澤佐知子)

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