妊娠・出産のモヤモヤをシェアしたいのは友だちよりも“友だちの夫”? 『VERY』発の書籍が話題

妊娠・出産のモヤモヤをシェアしたいのは友だちよりも“友だちの夫”? 『VERY』発の書籍が話題

「育休取るのは、ママのためではなくパパのためだよ。」(Y.K.39歳/娘4歳、息子1歳)
「仕事と育児を一緒にしないで!」(T.S.27歳/息子3歳&0歳)
「『今から帰る』じゃなくて『何か買って帰ろうか?』に変えよう。」(M.A.35歳/息子4歳&1歳)

友だちが妊娠したときにアドバイスしたいのは友だち自身ではなく、むしろその隣にいる「友だちの夫」——。

そんな先輩ママたちから“これからパパになる友だちの夫”に向けた言葉をまとめた『出産前の友だちよりも心配な友だちの夫に贈る100の言葉』(光文社)が7月7日に発売され、話題を呼んでいます。

掲載されている”先輩ママたちからの言葉”は、読者300人以上にアンケートして集まった本音が詰まっており、思わず「そうそう!」と頷(うなず)いてしまうものばかり。同書の編集を担当した『VERY』編集部の羽城麻子(はしろ・あさこ)さんに企画のきっかけについて伺いました。

91P

出産の経験やモヤモヤを一番シェアしたいのは…

——この本は『VERY』2019年10月号に掲載された同名の企画に加筆・修正し再編集して書籍化したということですが、企画のきっかけについて教えてください。

羽城麻子さん(以下、羽城):個人的な話で恐縮ですが、私自身、現在5歳になる男児のママでして。ちょうどこのプランを考えている時に大切な友人の妊娠が発覚しました。その際に、私自身が産後経験した心身のつらさ、モヤモヤなどについては彼女にシェアできるけど、実は一番それを理解してほしいのは、友だちの「夫」のほうだなと気が付いたんです。その思いをストレートにプランにして提出したのがきっかけです(笑)。

——読者からの反響はいかがでしたか?

羽城:やはり「とにかく共感する」という感想が圧倒的でした。「読んでいて、妊娠出産のことをいろいろ思い出して、それだけで涙が出た」という言葉もいただきました。

NGワードも収録

NGワードも収録

夫婦やカップルで話し合うきっかけにしてほしい

——書籍化するにあたり、気付いたことや意識したことはありますか?

羽城:この本を作る過程で改めて気付いたことは産前産後の「夫婦のコミュニケーションの大切さ」です。ぶつかることを恐れるあまりつい我慢してしまうことも多いですが、夫婦から家族になるタイミングでたくさん話し合って変化してもらうツールとして活用したいと考えて作りました。書籍では新たに「これから家族になる二人のルール作り」というパートも作りましたのでぜひ活用していただければと思います。

——産婦人科医の宋美玄さんやで男性学が専門の田中俊之さん(大正大学准教授)、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さんのコラムも収録されていて勉強になり、とても読み応えがありました。

羽城:ありがとうございます。100の言葉は個人的な経験によるものなので、「女性の心と体」の基礎知識や男性の育休取得など、客観的なエビデンスに基づいた情報も入れました。また、3月の段階ですでに取材は終わっていたのですが、急きょ「妊娠&出産 新型コロナウィルスに関して気を付けることは?」という項目を追加しました。

令和のプレパパとプレママたちへ

——最後にこの本を読んでくださる人たちへメッセージをお願いします。

羽城:妊娠・出産・産後の出来事は女性にとって印象深く、良い意味でも悪い意味でもその後の夫婦関係に影響を与えます。今は、これまで型にはめられていた父親像や母親像、そして妻と夫の間にあった役割分担の壁が崩れはじめてきた時代です。妊娠、出産を経て、戸惑いながら必死に子育てをしてきた先輩ママたちの言葉が、令和のプレパパとプレママの子育ての手助けになればと思い作りましたので、ぜひ手に取っていただければと思います。

『出産前の友だちよりも心配な友だちの夫に贈る100の言葉』は四六判ソフトカバー、フルカラー128ページ。1,200円(税別)で発売中。また、8月7日発売の『VERY』には同書を読んだVERYモデルの読書感想文やママ、パパたちからの感想も掲載される予定です。

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