子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方一つで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。第2回目のテーマは「名刺ファイルとグッズ」です。
Log book(リプラグ)
この名刺ケースのよいところはなんと言っても横のメモ欄に書き込めるところ。名刺交換をした日や会った人の特徴を名刺の裏に書きたくない人にはオススメです。また、名刺は切り込みに差し込んでファイリングするので、名刺を取り出したい時に簡単に取り出せるのもよいですね。
商品名:Log book 黒表紙(4色)、白表紙(3色)、専用リフィル
価格:本体1400円、専用リフィルは350円
totoco(プラス)
一見、よく見かける名刺ファイルなのですが、表紙には一時保管用のポケットがついています。totoco(トトコ)という名前は「とりあえず取っておこう!」からネーミングされたそうで、一時的に入れておきたい名刺やメモが入るのがいいですね。オシャレで豊富な色使いなのも特徴です。ゴムで止めるタイプでボタンも丸いフォルムなので、他のものを傷つけない安心設計。イチオシのファイルです。
商品名:トトコ カードホルダー 各10色 A4・ハンディの2サイズ
価格:A4=550円、ハンディ=450円
harrytoree(ハリトレー)
粘着シートに名刺を貼って収納するタイプの名刺ホルダーです。貼って取れてまた貼れるのが特徴で、本のようにぱらぱらとめくり閲覧できます。名刺をいただた時にすぐに貼れます。サイズや形が違う名刺も貼れて、名刺の順番を変えるのも簡単です。ワンタッチで開くのも嬉しいですね。
商品名:harrytoree 名刺ホルダー 全7色
価格:680円
カードリッジ(ロンド工房)
手帳や財布に挟める薄型の名刺入れです。予備の名刺を財布に入れている人もいると思うのですが、財布に入れるとどうしても汚れてしまいがち。そんなときはこの「カードリッジ」に入れてから財布に入れてみてください。薄いので、財布の中でも邪魔になりません。領収書入れとして使ってもいいですね。名刺ケースを忘れた時に、緊急用の名刺ケースとして使うことも可能です。
商品名:カードリッジ 12色
価格:500円
名刺香(日本香堂)
名刺はもちろん、財布やポーチ、手紙に忍ばせるとよい香りが漂う香り袋です。名刺香を名刺入れに入れておけば、自然に名刺に香りが移ります。相手の印象に残りやすいので、ビジネスの成功にもつながりやすいのではないでしょうか?
商品名:かゆらぎ 名刺香 9種類
価格:1000円
まきの一言メモ
名刺はその人や会社の顔、分身と言っても過言ではありません。名刺をこだわって作っている人や企業も多いので、大切にしたいですよね。
デジタル管理している人もいるかと思いますが、意外に面倒でデータ化していない名刺が溜まっているという人もいるのでは。確かに、デジタルで管理しておけば検索しやすいですが、名刺の質感などはわからないので、持ち主を思い出しにくいという欠点も。名刺を手に取りながらだと相手を思い出しやすいですし、もしかしたらデータ化するよりもアナログで管理した方がビジネスチャンスが広がるかもしれません! 私は単純に名刺の手触りや厚さを感じ取りたいという理由もあり、断然アナログ管理派です。最近は本当に凝った名刺の方が多いですからね。皆さんも今回ご紹介した名刺グッズをぜひ活用してみてください。
※価格はすべて税別
(編集部)