“最悪の嘘”で結婚から逃げた男 父親になりきって電話で「死んだフリ」

“最悪の嘘”で結婚から逃げた男 父親になりきって電話で「死んだフリ」

結婚から逃げたくて死んだふりをした男

留学先のアメリカで出会った男性と帰国直前に婚約。帰国後に、ウキウキしながら結婚式の準備を進めていたイギリス人女性が、1本の電話で不幸のどん底に……。そんな事件がイギリスで話題になっています。

    婚約者が交通事故で死亡!?

23歳のイギリス人女性、アレックス・ランチェスターさんは、2年前、留学先のアメリカ・コネチカット州で、同い年の男性、タッカー・ブランドフォードさんと出会い、恋に落ちました。そして、1年間の留学が終わって、アレックスさんが帰国するとき、ふたりは結婚しようと約束しました。

イギリスに帰国したアレックスさんは、ドレスを選んだり、写真家を手配したり、招待客をリストアップしたりと、結婚式の準備を進めていました。イギリスまで彼女に会いに来るタッカーさんのために、ホテルを予約したりもしていました。

ところが、彼は彼女に会いに来ることもなく、彼の父を名乗る人から1本の電話を受けました。その内容は、タッカーさんが交通事故で亡くなったというものでした。

びっくりしたアレックスさんは、電話をかけ直したところ、彼の母親から彼が生きていること聞き、二重の驚きで途方にくれました。父を名乗った人は、タッカーさん本人だったこともわかりました。

    「私はもう人を信頼することができるかわかりません」

タッカーさんの両親は、婚約の話を聞いていないどころか、彼女が帰国したときにふたりは別れたと思っていたそうです。

アレックスさんは、「今までの誰よりも彼を愛していました。今後、私はもう人を信頼することができるかわかりません」と言っています。

「後から振り返れば、兆候があったのかもしれません。彼は私と結婚するつもりではなかったと気づくべきでした。でも、私は彼を愛していたし、ナイーブで、若かったんです」と語る彼女は、気丈にも、結婚関係のビジネスを始めようとしているのだとか。辛い経験が活かせるといいですね。

(リプトン和子)

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