えっ、たんぱく質って溜めておけないの? 摂取に関する意外な落とし穴

えっ、たんぱく質って溜めておけないの? 摂取に関する意外な落とし穴

たんぱく質が身体にとって必要な栄養素であることは、もちろん知っているけれど、ちゃんとたんぱく質を摂れているかどうか自信がある人は少ないのでは?

このたび、シリアル食品の世界シェアトップブランド「ケロッグ」を日本国内で展開する日本ケロッグは、近年のたんぱく質への関心の高まりにも関わらず、成人女性*は特に“朝”のたんぱく質摂取量が不足傾向**にあることに着目。そこで、20代~50代の女性にたんぱく質に関する意識調査を実施しました。

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約6割の女性「たんぱく質を摂りたい」

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まず、「たんぱく質は身体にとって必要な栄養素だと思いますか?」と聞いたところ、「そう思う」が73.7%、「どちらかというとそう思う」が25.3%で、合計して99%の女性が「大切な栄養素」だと思っていることがわかりました。

さらに、「たんぱく質を摂りたい」と思っている女性は約60%。「たんぱく質を摂れている」と感じている女性も半数以上いることが明らかになりました。

「たんぱく質は溜めておけない」って知ってた?

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「あなたは、たんぱく質は体内で常に分解され、溜めておけないことを知っていますか?」という質問には、68.2%の人が「知らない」と回答。さらに、たんぱく質を毎食(朝・昼・晩)摂ることが望ましいことを知らない女性が58.4%という結果になりました。

たんぱく質の摂取に意欲的な女性たちの間においても、たんぱく質の正しい摂り方については、あまり知られていない様子が伺えました。

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「あなたは、1日の中でたんぱく質をいつ摂るようにしていますか?」と聞いてみたところ、83.8%の人が「夕食」だと回答。「朝食」の32.4%と、51.4ポイントの差がつきました。

調査を行なった日本ケロッグは、これらの結果を受けて「たんぱく質に対する現代女性の意識が高まる一方で、たんぱく質の正しい摂り方に対する理解の浸透は、まだまだ不十分といえる状況にあるようです。こうした意識と理解の「ギャップ」や、摂取タイミングへの意識のバラつきにより、摂っているつもりでも知らず知らずのうちに、たんぱく質の摂取が朝に不足傾向になる=『朝の“隠れ”たんぱく質不足』とも言える現状の一因になっているようだ」と考察しました。

朝食抜きがたんぱく質不足を招く?

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「あなたが、朝、たんぱく質を摂らない・摂れないのはなぜですか?」と聞いたところ、「時間がないから」が55.5%で最多となりました。また、「時間がない朝に、まず省くこと」を聞いたところ、約4割の人が「朝食」と回答。これらのライフスタイルも「朝の“隠れ”たんぱく質不足」傾向を招いていると考えられます。

これらの調査結果を受けて、赤坂ファミリークリニック院長の伊藤明子先生は「日常診療でも、朝にしっかりとたんぱく質を摂れていない女性が多い」と言います。

「たんぱく質の重要性についての知識はありながら、たんぱく質が常に代謝分解されているので毎食しっかり摂取する必要があることは知られていません。そのため、“夜”に摂取すれば足りると思っている方が多く、”朝”はたんぱく質が不足している方がほとんどです。1日の中でたんぱく質が不足する時間が長いのは好ましくなく、長期的に見ると筋力低下を招くだけではなく、皮膚や髪の毛、免疫力や脳機能にも悪影響を及ぼし疾患リスクを高めることがわかっているので、たんぱく質はしっかり摂取することをお勧めしています」(伊藤先生)

さらに伊藤先生によると、たんぱく質を朝に摂ることには以下のようなメリットがあるそう。

①一日の食事・間食の総摂取量を抑えられる
②一日を通して空腹刺激ホルモンの分泌を抑えられる
③脳内伝達物質が十分に産生されるので苛立ち・不安をコントロールできるなど、朝のたんぱく質摂取は、1日を効率的に過ごすスイッチにもなる

朝食のメニューを見直して、上手にたんぱく質を摂れるようにしたいですね。

【伊藤明子先生 プロフィール】
小児科医、公衆衛生専門医。東京大学医学部附属病院小児科医。
東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室非常勤講師。
赤坂ファミリークリニック院長。NPO法人Healthy Children, Healthy Lives代表理事。


■調査概要
調査名:美と健康に関する意識調査
調査主体:日本ケロッグ合同会社
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代~50代の女性 296人
調査期間:2018年12月

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