暑い夏ふとした瞬間に、頭皮のにおいやベタつきが気になってしまう人も多いはず。
このたび化粧品・健康食品メーカーのアンファーは、アラサー世代(25〜34歳)の男女500人に「夏の頭皮」に関する意識・実態調査を実施しました。調査の結果、夏にかゆみ、ニオイ、ベタつきなどを感じている「頭皮異常」の女性を目撃した経験のある人が約7割にのぼるほか、女性たちも、夏は日によって状態が異なる“気まぐれ頭皮”に陥りやすいと自覚していることがわかりました。
意外と見られている頭皮の異常
まず、「夏は他の季節よりも、“頭皮異常”の女性が増えやすいと思いますか?」と聞いたところ、男性の78%、女性では90%が「そう思う」と回答しました。
「夏、女性の“頭皮異常”を目撃したことがある」と聞くと、「ある」が68%と約7割という結果に。
具体的には、「女性が頭皮を掻いているのを見たことがある」(59%)、「女性の頭皮がベタついているのを見たことがある」(53%)、「女性の頭皮がニオっていると感じたことがある」(41%)といった理由があがりました。
自覚しやすいトラブルは…
当事者である女性たちは、こうした夏の“頭皮異常”を自覚しているのでしょうか。そこで、「夏に頭皮の悩み・トラブルを感じたことがありますか?」と聞いたところ、72%の人が「ある」と回答しました。
さらに、「夏は他の季節と比べて、頭皮の状態が日によって異なる“気まぐれ頭皮”になりやすいと感じますか?」と聞くと、88%の人が「そう感じる」と答えました。
実際に、「夏」に自覚することがある頭皮の状態を聞くと、「かゆみ」(75%)、「ニオイ」(70%)、「ベタつき」(70%)のほか、直射日光にあたっていることによる「日焼け」(70%)、かゆみの原因になる「乾燥」(49%)などの回答が目立ちました。
ただし、頭皮の状態が気になることが「毎日ある」女性は少数派であり、「たまにある」という回答が目立つ結果になりました。例えば、「かゆみを感じる」ことが「毎日ある」女性は9%であるのに対して、「たまにある」と回答した女性は66%でした。
夏によくやる「行動」が原因?
引き続き、女性に「夏の頭皮」の実態に加え、「夏によくおこなう行動」を聞いたところ、「髪をアップにしたり、キャップやハットをかぶる」が80%、「屋外イベントに参加する」が60%、「1日に複数回シャンプーをする」が29%となりました。こうした行動は、いずれも“頭皮異常”を招く要因になることがわかっています。
これらの調査結果を受けて、アンファー商品開発部の北川さんは、「髪をまとめっぱなしにしたり、ハットをかぶりっぱなしにしたり……という状況が長時間続くと、頭皮はムレてしまいがち。そして、ムレによる雑菌繁殖は、頭皮の『かゆみ』を招きます。
また、(屋外イベントへの参加は)外で直射日光を浴びることで皮脂が出やすい状況になります。さらに、その皮脂が酸化することで、頭皮に『ニオイ』が生じる原因に。
(すっきりさせたいと思って)頭皮を洗いすぎたり、洗浄力が強すぎたりすると、乾燥を招いてかえって皮脂が出過ぎてしまうことが。こうした皮脂の過剰分泌は、頭皮の『ベタつき』の原因となります」と“頭皮異常”を招く原因を解説しました。
【調査概要】
調査名:「頭皮」に関する意識・実態調査
調査対象:25~34歳男女500名(全国) ※性別均等割付
調査期間:2018年2月19日(月)~20日(火)
調査方法:インターネット調査