生理前やストレスがかかった時、肌の不調を感じる働き女子も多いのではないでしょうか。
このたび、化粧品メーカーのアクセーヌは、20代から30代の女性500人に「肌の不調」に関するアンケートを実施。毎月肌不調を感じている人が約8割いることがわかりました。
月に1回以上「肌の不調」を感じる
まず、「肌の不調を感じる頻度」を聞いてみると、「月に1回以上」肌の不調を感じている人が78%となりました。
また、「肌の不調を感じるとき、どのような状態になるか」聞いたところ、「肌がかさつく」(63%)、「ニキビや吹き出物ができる」(62%)が僅差で上位にランクイン。次いで「化粧のりが悪くなる」(44%)という結果になりました。
肌の不調が続くのは「1週間程度」が最多に
肌の不調が続く期間について質問をしたところ、「1週間程度」が38%で最も多くなり、次いで「2〜3日」の30%となりました。また、「肌不調のとき、自身の行動にどんな影響が及ぶか」を聞いたところ、「ゆううつな気持ちだが普段と同じ行動をしている」という項目に当てはまる人が78%に及びました。
不調があってもスキンケアを変えない人が4割
肌が不調なときのスキンケアについて質問したところ、「普段と全く変えない」が40%で最も多い回答となり、「普段より使用する量を多くする」(39%)、3位に「普段より積極的なケアができるアイテムに変える」(14%)と続きました。
岡本静香さんおすすめのケア方法
これらの調査結果を受けて、美容家の岡本静香さんに話を聞きました。
肌が不調なときは「刺激を与えない、しっかり保湿をして、肌をうるおいで満たすこと。肌がゆらいだときのための『自分の肌に合う心地よいアイテム』を持っておくと安心」と岡本さん。
「心地よいアイテム」の条件は「刺激を感じない・しっかりうるおう・肌の調子を戻して上向きにしてくれること」と言います。
「自分で試して確かめることが大事ですが、敏感肌用のアイテムは、この条件を満たすことを目標としていることが多いです。日常使いにしても良いし、調子に合わせて併用してもOK。口コミなどの情報だけで決めつけずに、アイテムの特性をきちんと理解し、自分が安心できるものを選んでケアしてほしいと思います。
また、肌が不調なときは、自分が無理をしているサイン。化粧品はもちろん、食事、生活や、考え方も見直してほしいです。調子が悪ければ無理をせず、刺激やストレスを避けて、まずは基本ケアで調子を整えましょう。一生付き合っていく肌ですので、諦めずに底力をあげていけるといいですね」と肌の不調に悩む女性にアドバイスを送りました。
調査概要
調査名:「肌の不調」に関する意識・実態調査
調査期間:2018年2月9日(金)~2月13日(火)
調査対象:20~30代女性 500名
調査方法:インターネット調査
※小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります